今後3日以内に発表される重要経済指標について、「どんな結果ならマーケットがどう動くか」を事前にシナリオ別に解説しています。発表の前にポジションを軽くするか、結果が出てから動くかの判断材料にお使いください。
📊 結果速報
9/10 発表
🇺🇸 米生産者物価指数(PPI)8月分
前月比+0.4%(予想通り)・前年比+5.4%(前月から加速・年初来最高)・コア前月比+0.2%(予想+0.3%を下回る)
📌 ポイント:ヘッドラインPPI前年比+5.4%は前月から加速し年初来最高を記録したが、コアPPI前月比+0.2%(食品・エネルギー除く)は5月来最低で予想+0.3%を下回った。強弱まちまちの結果。エネルギー価格が主導するインフレと、サービス・コアの鈍化が混在している。断定的な政策見通しには慎重さが必要。
📈 市場の反応:発表後のドル/円はヘッドラインの強さを受けて一時買われる場面もあったが、コアインフレの鈍化も意識され方向感は定まりにくい展開。翌日(9月11日)の米CPI発表を前に様子見ムードも強く、値動きは限定的との見方も。米国株は方向感を欠いた推移。
米労働統計局(BLS)が9月10日に発表した8月分の生産者物価指数(PPI)は、最終需要ベースで前月比+0.4%(ダウ・ジョーンズ予想通り)、前年比+5.4%となった。前年比は前月から加速し2026年に入って最高水準を更新した。エネルギー価格が前月比+4.2%と大幅上昇し(ディーゼル燃料+24.1%が主因)、財全体を押し上げた。一方、食品・エネルギーを除くコアPPIは前月比+0.2%と7月から鈍化し5月来で最低となり、予想の+0.3%を下回った。ヘッドラインの強さとコアの鈍化が混在する結果となった。明日(9月11日)の米消費者物価指数(CPI)発表が次の注目点となる。本情報は投資助言ではなく情報提供です。
※ 数値は発表直後に公開情報をもとに記録したもので、確報値・改定で変わる場合があります。本内容は情報提供であり投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
📊 結果速報
9/8 発表
🇯🇵 日本2026年4-6月期GDP(2次速報)
実質GDP年率+1.4%(1次速報+1.1%から上方修正・前期比+0.4%・3四半期連続プラス)
📌 ポイント:1次速報(年率+1.1%)から小幅上方修正。ただしエコノミスト予想中央値(年率+1.6%)は若干下回った。3四半期連続のプラス成長を継続。断定的な政策見通しには慎重さが必要。
📈 市場の反応:GDP上方修正は日銀の9月17〜18日追加利上げ期待(市場織り込み約80%)を下支え。市場予想中央値を下回るサプライズは限定的。円相場はUSD/JPY約153〜156円台で推移し、強い米雇用統計(9/4 NFP+16.2万人)によるドル高圧力と日銀利上げ期待による円高圧力が綱引き状態。
内閣府・経済社会総合研究所が9月8日に発表した2026年4〜6月期のGDP(2次速報)は、実質成長率が前期比+0.4%(年率換算+1.4%)に改定された。8月発表の1次速報(前期比+0.3%、年率+1.1%)から上方修正されたが、エコノミスト予想中央値(年率+1.6%)は若干下回った。3四半期連続のプラス成長を維持。設備投資は1次速報の前期比▲1.2%から▲0.9%に上方修正された一方、個人消費は横ばいのままで内需の回復には力強さを欠く。9月1日発表の法人企業統計(経常利益前年比+24.6%)が上方改定の主因。日銀の9月17〜18日の金融政策決定会合に向け、市場の追加利上げ期待(織り込み約80%)を維持する内容となった。本情報は投資助言ではなく情報提供です。
※ 数値は発表直後に公開情報をもとに記録したもので、確報値・改定で変わる場合があります。本内容は情報提供であり投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
1件の経済指標
今後3日間に発表予定 — ⭐最重要 1件 | ●重要 0件
⏰ 発表タイミング
毎月中旬・日本時間 21:30(夏時間)/ 22:30(冬時間)
📖 どんな指標?
米労働省が発表する消費者物価指数。インフレ動向を示す代表指標。総合CPIとコアCPI(食品・エネルギー除く)の2種類が公表される。
💡 なぜ相場を動かす?
FRBは『2%インフレ目標』を掲げており、CPIの推移が利上げ・利下げ判断の核心材料になる。FOMCの結果以上に株・為替を動かすことも多い。
📊 結果別シナリオ
▸ 予想を上回る(インフレ加速)
ドル高・円安/米長期金利上昇/株安(特にハイテク株が下げやすい)
▸ 予想通り
FRBの利下げシナリオに変化なし。小動きが多いがコアCPIの『前月比』に注目
▸ 予想を下回る(インフレ鈍化)
ドル安・円高/米長期金利低下/株高(利下げ期待)
🔍 注目ポイント
- コアCPI 前年同月比(最重要)
- コアCPI 前月比(直近のトレンド)
- 住居費(粘着的インフレの指標)
- サービス価格
💼 投資家の心得
実績が予想と0.1%違うだけでドル円が1円以上動くことも。発表前後30分はボラティリティが極端に高い。
※ 各シナリオは過去の傾向に基づく一般的な解説であり、実際の相場の動きを保証するものではありません。指標発表時のヘッドラインや要人発言など複数の要因で動きが変わるため、参考情報としてご活用ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。