🔬 AMD(AMD)を数字で見る|5月の記事からの続報・AI向け半導体の設計会社をSEC開示資料で確認
「数字で見る、話題の企業」シリーズ第10回は、米国の半導体の会社 Advanced Micro Devices, Inc.(ティッカー:AMD、以下「AMD」)を取り上げます。このシリーズの狙いは「この会社の将来性を、自分で見積もれる状態」を作ることで、上がるか下がるかの結論は書きません。会社が米国の証券取引委員会(SEC)に出した書類から、⓪前回の記事のその後 ①事業の中身 ②産業のつながりの中での位置 ③歴史 ④直近の決算の数字 ⑤会社自身が挙げるリスク ⑥上がる材料・下がる材料を対で並べ、⑦次に何を見ればよいかを整理します。
- AMDは、パソコンやサーバー(データセンターで使う業務用コンピューター)の頭脳にあたる半導体を設計し、製造は外部の工場に任せている会社です。2026年4〜6月の3か月(第2四半期)の売上高は115.36億ドルで、前年同期より約50%増えました
- 売上の約58.2%をデータセンター向けが占めました。2026年5月28日公開の当サイトの記事の時点(2026年1〜3月の決算)では、この区分の売上は57.75億ドルで、今回は67.18億ドルです
- 一方で会社自身は、米国の輸出管理(中国向けの出荷の制限)、メモリの業界全体の品不足、製造を外部の工場に頼っていることなどをリスクとして挙げています
- 「上がる材料」「下がる材料」を各5件ずつ、出典つきで対に並べます。買い時かどうかの結論は書きません
earnings-calendar.json の米国企業で、決算発表が2営業日前〜14日前の会社=該当なし(2026年9月20日〜10月8日の発表予定は0件)。②直近15〜60日(2026年8月9日〜9月23日)の当サイトのニュース記事(guide-news-*.html)で単独の主役だった海外の上場企業=Applied Materials(8月14日の記事・本シリーズで10月3日に掲載済みのため90日ルールで対象外)、NVIDIA(8月24日・27日の記事・本シリーズで9月に掲載済みのため対象外)、Moderna(8月26日の記事・他社との共同開発の話題)、AMD(9月22日の記事)が見つかり、対象外を除いた2社のうち時価総額の大きいAMDを選びました(時価総額の金額は本文に書きません)。AMDの直近の決算発表は2026年8月4日(米国時間)で、発表の当日・翌日ではありません。本シリーズでのAMDの掲載はなく(90日ルールに該当なし)、AMDが主役の既刊として2026年5月28日公開の記事があるため、今回は続報として、冒頭に「前回の記事のその後」を置きます。0️⃣ 前回の記事のその後
当サイトは2026年5月28日公開の記事で、AMDの2026年第1四半期(2026年1〜3月)の決算を取り上げました。ここでは、その記事に載っている数字を3つ取り出し、いまの数字(2026年第2四半期=2026年4〜6月)と並べます。前回の記事の評価や見立ては引用しません。並べるのは数字の事実だけです。
| 項目 | 前回の記事の時点 (2026年1〜3月) | いま (2026年4〜6月) | 一次情報 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 103億ドル(記事の表記) =102.53億ドル | 115.36億ドル | 決算発表資料(8-K)第1四半期・第2四半期 |
| データセンター区分の売上高 | 58億ドル(記事の表記) =57.75億ドル | 67.18億ドル | 同上 |
| 非GAAPの1株あたり利益(希薄化後) | 1.37ドル | 1.66ドル | 同上 |
前回の記事の3つの数字は、SECに出された第1四半期の決算発表資料(2026年5月5日提出の8-K)と第1四半期の10-Qの数字と食い違いがないことを確かめました(前回の記事は10億ドル単位で丸めた表記)。確認日:2026-10-08。
その間に起きたこと(SECに出された書類から。日付は米国時間):
- 2026年8月4日:第2四半期の決算を発表。売上高115.36億ドル、データセンター区分の売上は前年同期より約107%増えたと公表(出典:8-K 決算発表資料、2026-08-04提出)
- 2026年8月5日:第2四半期の10-Qを提出。ウエハー(半導体の材料の板)・基板・部品の購入や、複数年のクラウドの利用契約などについての、取り消せない支払いの約束(原文は unconditional commitments。購入のほか、クラウドの利用契約やライセンスの支払いも含む)は約303億ドルで、第1四半期末の約257億ドルから増えたと記載(出典:10-Q 第2四半期/10-Q 第1四半期)
- 2026年8月17日:合計47.5億ドルの社債(会社が投資家からお金を借りるために発行する債券)の発行を完了。返す期限が2029年・2031年・2033年・2036年の4本(出典:8-K、2026-08-17提出)
- 2026年8月19日:取締役1人が退任し、新しい取締役1人を選んだと開示(出典:8-K、2026-08-19提出)
- 2026年9月26日:World Labs Technologies, Inc. という会社を、約82億ドル分のAMDの株式を渡して買収する契約を結んだと開示。渡す株式の数は、買収の完了前の株価の平均で決まるため、まだ決まっていないと書かれています(出典:8-K、2026-09-28提出)。この8-Kには相手の会社の事業の説明が無いため、この記事でも書きません
1️⃣ AMDはどんな会社か
AMDは、1969年5月1日に米国デラウェア州で設立され、1972年に株式を公開した半導体の会社です(出典:10-K「Item 1. Business」、2026-10-08確認)。主な製品は、AIの計算を速くする半導体(AIアクセラレーター)、CPU、GPUなどで、2025年末の従業員は約31,000人です(同出典)。
会社は事業を3つの区分(セグメント)に分けて公表しています。区分ごとの中身は、決算発表資料の注記によると次のとおりです(出典:8-K 2026年第2四半期の決算発表資料、2026-10-08確認)。
- データセンター:AIアクセラレーター、サーバー用のCPU、GPU、データセンター向けのFPGAなど
- クライアント・アンド・ゲーミング:パソコン用のCPU(クライアント)と、画像用のGPU、ゲーム機などに組み込む専用の半導体(セミカスタム)など(ゲーミング)
- エンベデッド:工場の機械や通信機器などに組み込む半導体やFPGAなど
データセンター区分の売上の割合は、前回の記事の時点(2026年1〜3月)の約56.3%から、今回は約58.2%になりました(当サイト計算。出典:第1四半期・第2四半期の決算発表資料)。会社は第2四半期の10-Qで、売上が増えた主な理由をサーバー用CPU「EPYC(エピック)」とGPU「Instinct(インスティンクト)MI350シリーズ」の需要の強さと説明しています(出典:10-Q 第2四半期「経営者による分析」)。
2️⃣ どのつながりの中にいるか
次にどれが来る・上がる・下がるという話ではなく、AMDが「AIのデータセンター向けの半導体」の工程のどこに立っているかを地図にして示します。答え(次はどれか)は渡しません。地図だけを渡します。
AMDが「設計」の箱にいる根拠:会社は10-Qのリスクの項で、すべての製品のウエハーを外部の工場(受託生産の会社)で作っていると書いています。回路の線の幅が7ナノメートル以下の最先端のCPU・GPUのウエハーは、台湾の受託生産の会社(TSMC)に頼っているとも書いています。さらに、チップを組み立て・検査し、包装する工程も外部の会社に任せています(出典:10-Q 第2四半期「Item 1A. Risk Factors」、2026-10-08確認)。数字で見ると、売上の約58.2%がデータセンター区分です(§1の図)。
前後の工程にいる会社の種類:設計の箱には、AMDのほかに、GPUを設計する会社や、大手のクラウドの会社が自社のために設計するASIC(特定の用途に合わせて作る専用の半導体)の設計会社などがあります。その先には、ウエハーを作る受託生産の会社、半導体の製造装置や素材のメーカー、パッケージの基板の材料のメーカー、メモリのメーカー、サーバーを組み立てる会社、データセンターを建てて運営する会社、変電・送電の設備や空調・冷却の設備のメーカーが続きます。AMDは製造装置や素材を直接買う立場ではなく、受託生産の工場やパッケージの工程に注文を出す立場です。会社は10-Qで、ウエハー・基板・部品の購入を中心とする取り消せない支払いの約束(クラウドの利用契約やライセンスの支払いも含む)が約303億ドルあると書いています(2026年6月27日時点)。この金額はAMDが支払う約束の合計で、製造装置や素材のメーカーの売上を示すものではありません。日本にも製造装置・素材・基板の材料の工程に属する会社がありますが、AMDとの取引の有無や規模は、AMDの開示からは分かりません。
つながりが細る条件:会社は10-Qで、メモリや基板などは「限られた数の仕入れ先」からしか手に入らず、いまは業界全体でメモリが品不足になり、価格も上がっていると書いています。また、ラックに収めて使う製品は、ほかの会社の部品が手に入らないと、出荷や導入が遅れる場合があるとも書いています(出典:同10-Q「Item 1A. Risk Factors」)。つまり、ある工程で部品が足りなくなると、その前後のつながりの強さそのものが変わり得ます。
3️⃣ 歴史年表——事実で確認できる出来事
確かめられる出来事だけを並べた年表です。原因の決めつけや物語にすることは避けています。SECの書類に無い出来事は、出典欄に明記したうえでWikipedia(英語版・二次情報)を使っています(本シリーズのルールで、歴史の年表だけに使い、数字とリスクには使いません)。
| 年月 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 1969年5月 | 米国デラウェア州で設立(5月1日)。半導体の会社の元社員たちが立ち上げた | 10-K「Item 1. Business」(設立日)/en.wikipedia.org「AMD」(創業の経緯)。2026-10-08確認 |
| 1972年 | 株式を公開 | 10-K「Item 1. Business」 |
| 1982年2月 | インテルと契約し、パソコン用CPU(8086・8088)の認定を受けた2番目の製造元になった | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2003年 | 64ビットの命令に対応したパソコン用CPU「Athlon 64」を発売 | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2006年10月 | カナダの画像用半導体の会社ATI Technologiesの買収を完了 | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2008年10月 | 製造部門を切り離して別会社(GlobalFoundries)にする計画を発表。以後、設計に集中する形に | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2009年11月 | インテルとの和解契約と、特許を互いに使えるようにする契約を結んだ | 10-K 添付書類一覧(Exhibit 10.9 ほか) |
| 2014年10月 | リサ・スー氏が社長兼CEO(最高経営責任者)に就任 | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2017年3月 | 新しい設計(Zen)のパソコン用CPU「Ryzen(ライゼン)」を発売。その後、同じ設計をもとにしたサーバー用CPU「EPYC」も投入 | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2022年2月 | FPGAの大手Xilinx(ザイリンクス)の買収を完了(株式交換) | en.wikipedia.org「AMD」(2026-10-08確認) |
| 2025年3月・10月 | サーバーの設計・製造の会社ZT Systemsを現金32億ドルと株式830万株で買収(3月)。10月に製造部門を別の会社に現金24億ドルなどで売却し、設計部門を残した | 10-K「経営者による分析」 |
| 2025年10月・2026年2月 | AI開発やネットサービスの大手2社とそれぞれ複数年の契約。各社が最大6ギガワット分のAMDのデータセンター用GPUを導入する計画で、AMDは各社に最大1億6,000万株を買える権利(ワラント)を発行 | 10-Q 第2四半期/8-K 2026年2月24日の発表資料 |
| 2026年8月 | 第2四半期の決算を発表(4日)。合計47.5億ドルの社債の発行を完了(17日) | 8-K 決算発表資料/8-K 社債 |
| 2026年9月 | World Labs Technologies, Inc. を約82億ドル分の株式で買収する契約を結んだ(26日) | 8-K(2026-09-28提出) |
4️⃣ 直近の決算の数字(2026年第2四半期)
2026年第2四半期(2026年6月27日までの3か月。2026年8月4日発表)の数字です。前年同期(2025年6月28日までの3か月)と並べています。数字はすべて決算発表資料(8-K)からで、確認日は2026-10-08です。
| 指標 | 2026年 第2四半期 | 2025年 第2四半期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 115.36億ドル | 76.85億ドル | +50% |
| うちデータセンター区分 | 67.18億ドル | 32.40億ドル | +107% |
| うちクライアント | 30.62億ドル | 24.99億ドル | +23% |
| うちゲーミング | 7.79億ドル | 11.22億ドル | −31% |
| うちエンベデッド区分 | 9.77億ドル | 8.24億ドル | +19% |
| GAAPの粗利率 | 54% | 40% | +14ポイント |
| GAAPの営業利益 | 19.90億ドル | −1.34億ドル(赤字) | — |
| GAAPの純利益 | 22.97億ドル | 8.72億ドル | +163% |
| GAAPの1株あたり利益(希薄化後) | 1.38ドル | 0.54ドル | +156% |
| 非GAAPの1株あたり利益(希薄化後) | 1.66ドル | 0.48ドル | +246% |
出典:8-K 決算発表資料「AMD Reports Second Quarter 2026 Financial Results」(2026-08-04提出)。増減は会社の表の値(区分別の増減は会社の文中の値)。⚠️ 2025年第2四半期は、米国政府の輸出管理により中国向けのGPU「MI308」が出荷できなくなったことに関わる、在庫などの費用8億ドルを含んでいると会社が注記しています。そのため、粗利率や営業利益の前年同期との比べ幅は、この費用の分だけ大きく出ています(売上高の比べ幅には関わらない費用です)。確認日:2026-10-08。
通期(1年間)の数字:2025年度(2025年12月27日まで)の売上高は346.39億ドルで、2024年度の257.85億ドルから34%増えました。GAAPの純利益は43.35億ドル(2024年度は16.41億ドル)でした。2026年の上半期(6月27日までの6か月)の売上高は217.89億ドルで、前年同期の151.23億ドルから約44.1%増えています(出典:8-K 2025年第4四半期と通期の決算発表資料・8-K 2026年第2四半期の決算発表資料、2026-10-08確認)。
5️⃣ 会社自身が挙げているリスク
以下は、会社がSECに出した10-Q(第2四半期)と10-K(2025年度)の「Item 1A. Risk Factors(リスク要因)」で、会社自身が開示しているリスクの要旨です。書き手の推測ではなく会社の自己申告である点が、このシリーズでいちばん大事にしている情報です。原文はSEC EDGARのAMDの提出書類一覧から確かめられます。
- ①米国の輸出管理などの政府の規制:2025年4月、米国政府は中国などへの一部の半導体の輸出に許可を求めるようにし、AMDのGPU「MI308」が対象になったと書いています。この影響で2025年に差し引き(正味)で約4.4億ドルの在庫などの費用が出たこと、一部の許可を得て2025年度の終わりに中国の一部の顧客へ出荷を始めたこと、2026年2月には別のGPU「MI325」の一部の中国向け出荷の許可を得たものの、中国側が輸入を認めるかはまだ分からないことも書いています(出典:10-Q 第2四半期)。
- ②製造を外部の工場に頼っていること:すべての製品のウエハーを外部の工場で作っており、7ナノメートル以下の最先端の製品は台湾の受託生産の会社(TSMC)1社に頼っていると書いています。工場が必要な量を作れない場合、顧客の間で製品を割り振らなければならず、事業に大きな悪影響が出るおそれがあるとしています(出典:10-Q 第2四半期)。
- ③部品の仕入れ先が限られていること:メモリや基板などは限られた数の仕入れ先からしか手に入らず、いまは業界全体でメモリが品不足で、値段も上がっていると書いています。安定して手に入らなければ、品不足や製造コストの上昇が起こり得るとしています(出典:10-Q 第2四半期)。
- ④少数の顧客への依存:売上の大きな部分を少数の顧客に頼っており、この先もそうなると見込んでいると書いています。大口の顧客が買うのをやめたり、大きく減らしたりすれば、事業に大きな悪影響が出るとしています(出典:10-K 2025年度)。なお、10-Kでは、2025年度と2024年度に、1社で連結の売上の10%以上を占めた顧客はいなかったと注記しています(同出典)。
- ⑤競争の激しさ:データセンターの区分ではインテルとNVIDIAがおもな競合だと書いています。2025年9月にNVIDIAがインテルとの提携と出資を発表したことを挙げ、この提携で競争や値下げの圧力が強まるおそれがあるとしています(出典:10-K 2025年度)。
出典:10-Q「Item 1A. Risk Factors」(2026-08-05提出)・10-K「Item 1A. Risk Factors」(2026-02-04提出)の要旨(英語の原文を当サイトが要約したもの)。確認日:2026-10-08。原文には、このほかにも為替、税、買収の統合、人材の確保、株価の変動などの項目が並んでいます。
6️⃣ 上がる材料/下がる材料
ここがこの記事の主役です。会社の開示で確かめられる事実だけを左右に対で並べます。どちらが重いかという重み付けはしません。投資の判断は、かならずご自身の責任で行ってください。
※ 材料の数は左右5件ずつでそろえています。上の内容は開示の要約で、どちらが重いかの判断や将来の予測はしていません。フリーキャッシュフロー(営業活動で入ったお金から設備への投資を引いた、会社独自の計算の数字)は非GAAPの指標です。
以上が、いま公開情報から拾える材料です。どう見るかはご自身で。投資の判断はご自身の責任で行ってください。
7️⃣ これから何を見れば分かるか
次の決算発表(2026年第3四半期)は、当サイトの決算予定データ(earnings-calendar.json)では2026年11月3日(予定・時刻は未定)です。予定は変わることがあるため、会社のIRサイトでも確かめてください。この記事で挙げた材料は、次のところで確かめられます。
- 会社が公表した第3四半期の見通し(売上高約130億ドル・非GAAPの粗利率約56%)と、実際の数字→次の8-K 決算発表資料
- データセンター区分の売上と、売上全体に占める割合(今回は約58.2%)→同じ資料の区分ごとの売上の表
- AI開発やネットサービスの大手2社への出荷の始まりと、ワラントの段階が進んだかどうか→次の10-Qの「Warrants」の注記
- 中国向けの輸出の許可、メモリの品不足について会社がどう書いているか→次の10-Qの「Item 1A. Risk Factors」
- World Labsの買収が完了したかどうかと、渡した株式の数→今後の8-K・10-Q
いずれもSEC EDGAR(米国の証券取引委員会の開示システム)と会社のIRサイトで、無料で確かめられます。
8️⃣ まとめ
結論は出しません。2026年5月28日公開の記事の時点と比べると、売上高は102.53億ドルから115.36億ドルへ、データセンター区分の売上は57.75億ドルから67.18億ドルへ、非GAAPの1株あたり利益は1.37ドルから1.66ドルへと、数字が変わりました。その一方で、会社自身は輸出管理、メモリの品不足、外部の工場への依存などをリスクとして挙げています。次の決算と開示で見るべき指標はこの3つです。①会社が公表した第3四半期の見通しと実際の数字 ②データセンター区分の売上の割合 ③AI開発やネットサービスの大手2社への出荷と、中国向けの輸出の許可について会社がどう書くか。どう見るかは、読者ご自身の判断にゆだねます。
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⚠️ 当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言・代理業の登録もしていません。本記事は米国の証券取引委員会(SEC)に提出された公開資料(Form 10-K・10-Q・8-K)等の一次情報に基づく情報提供であり、特定銘柄の売買推奨や投資助言ではありません。目標株価の提示、将来の業績・株価の予測、株価水準に関する評価的な断定は行っていません。会社の見通しとして引用した内容は、あくまで「会社がそのように公表している」という事実の紹介です。歴史年表の一部はWikipedia(二次情報)を出典としています。投資には元本割れのリスクが伴います。投資判断はご自身の責任で行ってください。