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【7/29】日経平均2日続落・2日合計-3,497円──今夜FOMC・Meta/Microsoft決算「ダブル転換点」を3シナリオで中立整理

公開日:2026 年 7 月 29 日(水)/ カテゴリ:今日のニュース / 読了時間:約 7 分

📌 結論(3行サマリ)

📰 1. 何が起きたか──2日続落と主要銘柄の動き

7月28日(火)、中国メモリー大手CXMT(ChangXin Memory Technologies)の上海上場初値+466%と、中国製液浸DUV露光装置の量産開始報道が重なり、日経平均は終値前日比-2,566円27銭という大幅下落を記録した(→詳細は7/28記事参照)。

翌7月29日(水)、朝方は前日の大幅下落を受けた自律反発を期待した買いが一時先行したものの、午後に入ると再び上値が重くなり、終値は61,434円19銭(前日比-930円73銭、-1.49%)で引けた。取引時間中には一時1,162円安(61,201円)まで下落し、5月21日以来約2カ月ぶりの安値をつける場面もあった。

銘柄・指数7/29 終値(前日比)主な出典
日経平均61,434円19銭(-930円73銭、-1.49%)ゴールドオンライン・財経新聞 2026-07-29
東京エレクトロン(8035)49,820円(-6,100円、-10.91%)(日経平均を約-559円押し下げ)財経新聞・株探 2026-07-29
キオクシアHD(285A)38,380円(-6,170円、-13.85%)(4万円台割れ・一時37,650円)ゴールドオンライン 2026-07-29

※ 本表はすべて報道ベースの参考値。実際の市場価格とは異なる場合があります。個別銘柄の売買推奨を意図するものではありません。

2日間の合計下落幅は-3,497円(7/28終値比較で-5.4%程度)となった。前日7/28の時点で「今週のFOMC・Meta/MS決算・日銀会合に向けて積極的な買いが入りにくい」という見方があったが、7/29も同様の買い控え雰囲気が続いた(出典:財経新聞「日経平均は1668円安、イベント控え積極的な買いは限定的」。同見出しの数値は取引時間中の値)。

キオクシアHDについて:キオクシアHD(285A)は7月31日(金)に第1四半期(4〜6月)の決算発表を予定している。7月17日の特許訴訟評決($229百万)によるストップ安以降、累計で約7割弱の下落となっている(出典:日本経済新聞「キオクシア株、1カ月で7割弱下落 半導体スーパーサイクル論が後退」2026-07-29)。本稿は同社の売買推奨を行うものではない。

🔍 2. なぜ続落が続くのか──3つの構造的背景

📊 3. 今夜の「ダブル転換点」──FOMCとMeta/MS決算

本日夜(日本時間7月30日 午前3〜6時頃)に、以下2つの重大イベントが連続して発生する予定だ。

時刻(JST目安)イベント市場の焦点
7/30(木)3:00頃 FOMC 金利決定 + ウォーシュ議長記者会見(3:30頃) 現状維持(FF金利3.50〜3.75%)が多数派予想。声明文の文言変化、特に「次回会合での利上げ可能性」や「インフレ評価」に踏み込んだ言及があれば、ドル高・株安につながる可能性がある。据え置きかつ「中立・データ次第」のトーンであれば市場にはやや安堵感が広がる可能性もある(出典:CME LiteGroup 2026-07、Finance Calendar 2026-07)
7/30(木)5:00〜6:00頃 Meta Q2 FY26 決算発表(引け後) EPS市場予想 約7.23ドル、売上高 約60.26B(前年比+26.6%想定)(出典:Alphastreet 2026-07-27)。最大焦点はcapexガイダンスで、Alphabet(capex急増)と同様の引き上げが示された場合は「AI設備投資コスト懸念の継続」として株価が下落する可能性がある。一方、収益化の見通しとともにcapex計画を丁寧に説明できた場合は安堵感が広がる可能性もある
7/30(木)5:00〜6:00頃 Microsoft Q4 FY26 決算発表(引け後) EPS市場予想 約4.24ドル、売上高 約87.67B(前年比+13〜15%想定)(出典:Alphastreet 2026-07-27)。Azure(クラウド)の成長率とcapexガイダンスが主な注目点。Microsoftは年初来で株価が低調な推移が続いており、決算内容次第で上下どちらにも振れやすい状況だ

※ 上記の時刻・数値は報道ベースの参考値であり、変更される場合があります。個別銘柄の売買推奨を意図するものではありません。

📊 4. マーケットへの影響の考え方(3シナリオ)

以下は「今夜の2イベント次第でどのような展開が考えられるか」の論点整理であり、特定の値動きを予測するものでも、売買を推奨するものでもない。現時点では不確かな要素が多く、複数の見方がある。

シナリオA(楽観):FOMC据え置き+中立声明、Meta/MS決算でAI収益化に手応え
FOMCが利上げ再開を示唆せず現状維持に留まり、ウォーシュ議長が「インフレ鈍化傾向を継続確認中」といった姿勢を示した場合。さらにMeta・Microsoftが大規模なcapexを維持しながらも「AIサービス収益の具体的な成長」を示せた場合、「AI投資の回収シナリオが見えてきた」という安堵感から半導体・AI株が反発し、7月30日の日経平均が大幅反発する展開が考えられる。2日間で-3,497円という急落後の自律反発力が試されるタイミングだ
シナリオB(中立):FOMC中立、決算は予想並みでガイダンスに大きなサプライズなし
FOMCが現状維持かつ声明文も前回からの大きな変更なし、Meta・MSの決算も市場予想に沿った「無難な着地」の場合。AIインフラ投資懸念は完全には解消されず、7月30日の東京市場は小幅な反発と戻り待ちの売りが交錯する一進一退の展開に移行する可能性も考えられる。7月31日のキオクシア決算・日銀政策決定会合が次の焦点になる可能性がある
シナリオC(悲観):FOMC声明がタカ派、Meta/MS決算でcapex急増と収益性懸念が重なる
FOMCが「9月利上げの可能性を排除しない」という声明や、議長がインフレへの強い警戒感を示した場合。さらにMeta・MSがAlphabetと同様のcapex急増(収益化見通しが不透明なまま)を示した場合、「金融引き締め継続の観測 × AI投資コスト懸念」という二重の売り圧力が生じる可能性がある。その場合、7月30日の日経平均がさらに下値を試す展開も考えられる
FOMC(連邦公開市場委員会)とは:米国の金融政策(政策金利の上げ下げ)を決定する会議。年8回開催され、各回の決定がドル円為替・米国株・日本株など世界の市場に大きな影響を与える。現在のFRB(米連邦準備制度理事会)議長はケビン・ウォーシュ氏で、2026年からの任期。本記事の「据え置き」とはFF金利(フェデラルファンズ金利)3.50〜3.75%の水準を維持することを指す。

📋 5. 今後(7/30〜7/31)の投資家チェックポイント

日時(JST目安)イベント注目点
7/30(木)3:00頃FOMC金利決定 + ウォーシュ議長会見(3:30頃)現状維持か、声明・会見でタカ派色が出るか(出典: Finance Calendar 2026-07)
7/30(木)5〜6時頃Meta / Microsoft Q2決算(引け後)capexガイダンスとAI収益化見通しが最大焦点
7/30(木)21:30 JST米Q2 GDP速報値 + コアPCE(食品・エネルギーを除く物価指標)(BEA発表)GDPNow(アトランタ連銀が公表する速報推計モデル)の予測は+2.8%前後。上振れ→追加利上げ観測が高まる可能性(出典: Atlanta Fed、BEA公式)
7/30(木)引け後Amazon Q2決算AWS成長率と広告収益
7/31(金)キオクシアHD 第1四半期(4〜6月)決算発表直近の大幅下落後の反発材料となるかどうか(出典: ゴールドオンライン 2026-07-29)。本稿は同社の売買推奨ではない
7/30〜31(木〜金)日銀政策決定会合 + 記者会見円安163円台継続中。追加引き締め示唆があれば円高方向への振れも(出典: 日本銀行公式会合日程)

※ 出典: FRB公式会合スケジュール、日本銀行公式、BEA公式発表カレンダー、各社IRカレンダー

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