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⚠️ 本記事は情報提供を目的とした研究記録です。特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。過去の検証結果は将来の利益を保証しません。

🧪 RSIが30を下回ったときの買いは勝ちやすい? 296回で4時間足は65.1%
AIシグナル研究日誌 #90

公開:2026年9月5日|カテゴリ:AIシグナル研究日誌|シリーズ:#069 → #074 → #082 → #090

⏱️ 30秒でわかる(N=296 FWD前向き)
FWD全体: 53.4% (158/296、CI[47.7%,59.0%]、E(R)=+0.24R)
4H足: 65.1% (56/86、CI[54.6%,74.3%])
1H足: 46.5% (92/198、CI[39.7%,53.4%]、有意なエッジなし)
4H×jpy_fx(円クロスFX): 88.9% (16/18、CI[67.2%,96.9%])
IS(登録前): 39.1% (52/133、参照基準)
tracker状態: 🟡昇格ストライク1回目(再獲得) (CI下限 +0.05、2連続が必要)

① RSI売られすぎ逆張り買いとは

RSI売られすぎ逆張り買い(シグナルID:rsi_oversold_bounce)は、RSIが30を下回る「売られすぎ」の水準に達したとき、反転上昇を期待してロング(買い)で入るシグナルです。

考え方はシンプルです。「下がりすぎたら戻る」という価格の平均回帰を利用するもので、逆張り取引の代表的な手法のひとつです。

ただし、「RSIが30を割れた=必ず反転する」というわけではありません。このシリーズでは、過去データと前向き(リアルタイム)データの両方で、このシグナルが実際に損益分岐点(43%)を上回るかどうかを検証してきました。

② これまでの経緯(#069 → #074 → #082)

RSI売られすぎ逆張り買いの検証は、2026年6月16日にトラッカー登録してから継続的に観察しています。以下がシリーズの流れです。

回FWD NFWD全体4H足1H足主な発見
#069N=17954.7%67.3%47.0%IS 39%→FWD 55%。昇格ストライク1回目(暫定昇格)
#074N=22051.8%67.8%43.3%4H全域プラス確定。1H無エッジ。4H×jpy_fx 93.8%
#082N=25052.5%64.3%44.6%昇格ストライク1→失敗(CI下限-0.007)
#090(本日)N=29653.4%65.1%46.5%CI下限+0.05で昇格ストライク1回目再獲得
登録前(IS)と登録後(FWD)の違いについて
IS(In-Sample)とは2026年6月16日より前のデータで、このシグナルを「知っていた状態」で後から調べた数字です。FWD(Forward)は登録後に実際に積み上がったデータです。「知らずに記録した」FWDの数字の方が、本物の実力に近いと考えます。

③ 本日の検証結果(N=296)

本日(2026年9月5日)時点で、前向き決済済みのデータが296件に達しました。前回#082(250件)から46件増えた計算です。

区分勝ち / N勝率95% CI期待値 E(R)
IS(登録前)52/13339.1%[31.2%,47.6%]-0.09R
FWD(登録後全体)158/29653.4%[47.7%,59.0%]+0.24R

FWD全体で53.4%(CI[47.7%,59.0%])。損益分岐点43%を上回る水準で、期待値もプラスです。前回#082(250件)から46件増えましたが、全体の勝率水準に大きな変化はありません。

④ 時間足二極化:4H 65% vs 1H 47%

最も重要な発見のひとつが、4H足と1H足の間の大きな勝率差です。

時間足勝ち / N勝率95% CI期待値判定
4H足56/8665.1%[54.6%,74.3%]+0.52R✅ 明確なエッジあり
1H足92/19846.5%[39.7%,53.4%]+0.08R⚠️ 有意なエッジなし

4H足はCI下限54.6%で、損益分岐43%を大きく上回ります。一方、1H足はCI[39.7%,53.4%]と損益分岐43%をまたいでおり、有意なエッジとは言えません。

この傾向は#069から一貫して観察されており、#074・#082でも同様でした。今回の296件でもその構造は崩れていません。

4H足(N=86)はCI下限54.6%、期待値+0.52Rと安定したエッジを示しています。RSI売られすぎ逆張り買いは、4H足に絞った集計で最も良い数字が蓄積されています(実際の売買を推奨するものではありません)。
1H足(N=198)は46.5%。損益分岐点43%を上回りますが、CI[39.7%,53.4%]の下限が43%を下回っており、「エッジがある」とは言い切れません。実運用ではこの数字だけで判断しないよう注意が必要です。

⑤ グループ別:jpy_fx×4H 89%の突出

グループ別に分解すると、円クロスFX(jpy_fx)が他グループを大きく上回っています。

グループ勝ち / N勝率95% CI期待値
jpy_fx(円クロスFX)38/6261.3%[48.8%,72.4%]+0.43R
other_fx(ドルFXクロス)45/9050.0%[39.9%,60.1%]+0.17R
index(株価指数)34/6850.0%[38.4%,61.6%]+0.17R
metal(貴金属)23/4156.1%[41.0%,70.1%]+0.31R

円クロスFX(USDJPY・EURJPY・GBPJPY・AUDJPY)は前向きで61.3%と最も高い水準です。さらに4H足と組み合わせると際立った数字が見えてきます。

4H×jpy_fx の詳細

組み合わせ勝ち / N勝率95% CI期待値
4H × jpy_fx16/1888.9%[67.2%,96.9%]+1.07R
4H × other_fx19/3554.3%[38.2%,69.5%]+0.27R
4H × index9/1464.3%[38.8%,83.7%]+0.50R
⚠ 4H×index はN=14の小サンプル。CIが広く参考値として扱ってください。
4H×jpy_fx(N=18)は88.9%という高い数字ですが、CIが[67.2%,96.9%]と非常に広い範囲です。N=18という小さなサンプルで確定的なことは言えません。前回#074(N=16・93.8%)から若干下がりましたが、これはサンプルの揺れの範囲内です。引き続き蓄積を続けます。

⑥ トレンド別:上昇が最も有利

トレンド勝ち / N勝率95% CI期待値
上昇トレンド49/7466.2%[54.9%,76.0%]+0.54R
中立・もみあい56/10254.9%[45.2%,64.2%]+0.28R
下降トレンド53/12044.2%[35.6%,53.1%]+0.03R

上昇トレンドでの逆張り買いが最も高い勝率(66.2%、CI下限54.9%)を示しています。「上昇の流れの中で一時的に売られたところで買う」という考え方に沿う局面が、集計上は最も高い勝率となりました。

一方、下降トレンドでは44.2%(CI[35.6%,53.1%])と損益分岐をかろうじて上回る程度です。「下げ相場の中の逆張り」はリスクが高いことが示唆されます。

データの読み取り(研究上の解釈)
データ上、最も勝率が高かったのは「上昇トレンド中にRSIが30を割れた局面」でした。これは過去の集計結果であり、今後の売買タイミングを示すものではありません。下降トレンドでのRSI30割れは「まだ下がる」可能性を否定できない点に注意が必要です。

⑦ 昇格ストライク再獲得の意味

このシリーズでは「前向きトラッカー」という仕組みで昇格を判定しています。昇格の基準は、平均R(期待値)の95%CIの下限が0を上回ることを、2回連続のチェックポイントで確認することです。

本日の経緯を時系列で整理します:

日付FWD N平均R CI下限状態
2026-08-27 (#082手前)N=245+0.005(微正)ストライク1回目
2026-08-28 (#082)N=250-0.007(微負)ストライクリセット
2026-09-05(本日)N=296+0.050ストライク1回目(再獲得)

つまり、一度外れた昇格条件が再び+0.05に戻りました。ただし、昇格には2回連続が必要なため、現状はまだ「1回目」です。

次のチェックポイントでCI下限が再度プラスを示せば、✅昇格となります。

「2回連続」の意義について
1回だけ基準をクリアしてもノイズの可能性があります。同じシグナルで2回続けて基準をクリアして、はじめて「本物のエッジかもしれない」と判断します。これは覗き見バイアスを防ぐための仕組みです。
本日のまとめ
FWD全体(N=296):53.4%・E(R)=+0.24R・CI[47.7%,59.0%]
4H足(N=86):65.1%・E(R)=+0.52R・CI[54.6%,74.3%]
昇格trackerのCI下限が+0.05に回復(ストライク1回目再獲得)。
次のチェックポイントで2連続が揃えば✅昇格。引き続き観察を続けます。

⑧ 前向きトラッカー定点観測(2026-09-05)

📡 トラッカー一覧(期待値ベース)

基準日 2026-09-05/昇格=前向きN≥80(🏁ホールドアウト合格はN≥30)・平均R(期待値)の95%CIが0を跨がない・基準合格2回連続で確定(2026-07-19〜)/降格=昇格後の再判定で基準割れ2回連続→🟡へ(2026-07-18〜・再昇格可)

表の見方:「仮説」は、どんな場面で出たシグナルかを表します(小さな文字は研究用の管理名)。「種別」は、その場面のシグナルが「勝ちやすいか」「負けやすいか(避けたほうがよいか)」のどちらを確かめているかです。「平均R」は1回あたりの損益を、損切りになったときの損を1として表した数字で、「CI」はその数字のぶれの幅(95%)です。「CI下限>0」は、ぶれの幅がまるごと0より上=偶然ではなくプラスと言える、という意味です。時間足の指定がない仮説は、1時間足・4時間足・日足を合わせた数字です。
言葉の意味(8語・タップで開く)
  • 全銘柄=このシグナルが見張っている18銘柄(金・銀・原油・株価指数・為替・ビットコイン)
  • 株価指数=日経平均・S&P500・ナスダック100・NYダウ・英FTSE100
  • 円以外の通貨ペア=ユーロドル・ポンドドル・豪ドル米ドル・ユーロ豪ドル・ポンド豪ドル
  • 逆張り買い=下がったところで買うこと(ここでは「RSI売られすぎからの反発」か「ボリンジャーバンド−2σタッチ」で買ったもの)
  • 壁=利益確定の目標までの間にある直近の高値(売りなら安値)
  • 選別ランク=過去の成績をもとにシグナルを「最上位・良・普通・避けたい」に分けた目安
  • 移動平均線=直近25本・75本の値段の平均をつないだ線(日足なら25日・75日)
  • RSI=値動きの勢いを0〜100で表す指標(30以下は売られすぎ、70以上は買われすぎの目安)
仮説種別宣言基準前向き現在値(平均R)状態
上昇トレンド中の逆張り買い
trend=上昇×reversalL
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R +0.13
CI[-0.03~+0.29]
138/285・勝率48%
✅昇格
全銘柄のシグナル(買いも売りも)
group=all
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.03
CI[-0.03~+0.09]
1337/3023・勝率44%
🟡蓄積中
目標の手前に壁なしのシグナル(買いも売りも)
blocked=False
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.04
CI[-0.03~+0.10]
1066/2401・勝率44%
🟡蓄積中
目標の手前に壁なしの買い
blocked=False×dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.06
CI[-0.03~+0.14]
852/1885・勝率45%
🟡蓄積中
株価指数のシグナル(買いも売りも)
group=index
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R -0.03
CI[-0.13~+0.07]
344/824・勝率42%
🟡蓄積中
買い全般(4時間足のみ)
tf=4h×dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.09
CI[-0.03~+0.21]
385/822・勝率47%
🟡蓄積中
選別ランク「普通」のシグナル(買いも売りも)
tier=neutral
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.04
CI[-0.05~+0.13]
352/789・勝率45%
🟡蓄積中
円以外の通貨ペアの買い
group=other_fx×dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.01
CI[-0.11~+0.14]
298/685・勝率44%
🟡蓄積中
株価指数の買い
指数×ロング(全足ライブ)
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R +0.02
CI[-0.14~+0.17]
293/672・勝率44%
🟡蓄積中
値段が2本の移動平均線より上の買い
ステート 上昇配置(>MA25&75)×ロング
勝ちやすいか
edge
前向きN≥30🏁
平均RのCI下限>0
平均R +0.09
CI[-0.05~+0.23]
279/599・勝率47%
🟡蓄積中
「RSI売られすぎからの反発」のシグナル
売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce・全足)
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R +0.24
CI[+0.05~+0.44]
158/296・勝率53%
🟡蓄積中
買い全般
dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.06
CI[-0.02~+0.14]
1036/2284・勝率45%
⛔反証
下降トレンド中のシグナル(買いも売りも)
trend=下降
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.12
CI[+0.03~+0.20]
394/823・勝率48%
⛔反証
逆張り買い全般
reversalL(逆張り買い)
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.14
CI[+0.03~+0.25]
387/795・勝率49%
⛔反証
選別ランク「良」のシグナル(買いも売りも)
tier=good
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.20
CI[+0.07~+0.34]
286/555・勝率52%
⛔反証
もみあい中の売り
trend=中立・もみあい×dir=short
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R -0.15
CI[-0.31~+0.01]
96/264・勝率36%
⛔反証
下降トレンド中の逆張り買い
trend=下降×reversalL
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.23
CI[+0.05~+0.42]
132/250・勝率53%
⛔反証

【免責事項 kinsho-v1】本記事は情報提供および教育目的での研究記録であり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。記載された検証結果・数値は過去または模擬データに基づくものであり、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資・取引にあたっては、ご自身の判断と責任のもとで行ってください。本記事の内容は金融商品取引法に基づく投資助言ではありません。