🧪 AIシグナル研究日誌 | 18銘柄テクニカルシグナルの反実仮想検証

🧪 AIシグナル研究日誌 #74
RSI売られすぎ逆張りは4H足で輝く
——1H足との25pp差と期待値+0.58R(前向きN=220)

公開:2026年8月20日 | 読了目安 8分 | カテゴリ:AIシグナル研究日誌 | シリーズ:#69「RSI逆張り買い 暫定昇格」の後継

⚠️ 本記事は過去データによる統計的検証の記録であり、投資助言ではありません。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言・代理業の登録もしていません。将来の利益を保証するものではなく、すべての投資判断はご自身の責任で行ってください。損失が生じた場合も当サイトは責任を負いません。
⏱️ 30秒でわかる
FWD全体(N=220)
51.8%
114/220|CI[45.2%,58.3%]
FWD 4H足(N=59)
67.8%
40/59|E(R)=+0.58R
FWD 1H足(N=150)
43.3%
65/150|E(R)≈0R
4H × JPYクロス(N=16)
93.8%
15/16|CI[71.7%,98.9%](参考値)
判定:4H足FWD E(R)=+0.58R CI全域プラス[+0.30,+0.86]を確認。1H足はCI±0(E(R)≈0)で無エッジ。全体平均が「1H占有68%」に押し下げられている構図。4H後期(2026-07-28〜)は95.0% E(R)=+1.22Rと大きく上振れ(小サンプルの参考値であり、今後の再現を示すものではありません)。IS(39.1%)→FWD改善の主役は4H足だった可能性が高い。

① 仮説の背景

RSI売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce)は、RSIが30を下回ったタイミングで逆張りロングを試みるシグナルです。 研究日誌 #69(2026-08-11)では前向きN≥80・期待値CI下限>0(cluster補正後)の連続2本を確認し、暫定昇格としました。

しかし、tracker が示す現在値は R=+0.21 CI[-0.03〜+0.45](N=220、cluster補正後)と、CI下限がまだわずかにマイナスに接しています。 なぜ全体CIが引き下げられているのか——その正体を探るべく、今回は 時間足(4H vs 1H) で分解しました。

本日の仮説:
rsi_oversold_bounce(RSI売られすぎ逆張り)のエッジは4H足に集中しており、1H足は損益分岐(約43%)付近で無エッジである。
RSI売られすぎ逆張り:発火タイミングの概念図(4H足 vs 1H足) 4H足(FWD勝率67.8%) 高値 安値 発火 ↓ RSI<30 TP達成✓ RSI 30 売られすぎゾーン 1H足(FWD勝率43.3%) 発火 ↓ 揉み合い SL × RSI 30 売られすぎゾーン シグナル発火 陽線(上昇) 陰線(下落)

図1:RSI売られすぎシグナルの発火イメージ(左=4H足、右=1H足)。4H足は1本で大きく動くため、RSI30割れからの反発エネルギーが大きくTP到達しやすい(概念を示すイメージ図であり、実際の値動きではありません)

② 検証方法

対象は signals-log.json の closed シグナル(計3,427件)のうち、primary_signal = rsi_oversold_bounce に絞りました。 FWD期間の起点は前向きトラッカーへの登録日(2026-06-17)とし、それ以前を IS(in-sample)と定義します。

事前宣言基準(FWD解析)
H1:4H足 FWD の E(R) RCI下限 > 0 かつ N ≥ 20
H2:1H足 FWD の E(R) RCI が 0 を跨ぐ(無エッジ確認)
H3:4H×jpy_fx の勝率CI下限 > 43%(参考・N小)

③ 検証結果

3-1. 全体とIS/FWD比較

期間N勝率95%CIE(R)RCI
IS(〜2026-06-16)13339.1%[31.2%,47.6%]−0.09R[−0.28,+0.11]
FWD全体(2026-06-17〜)22051.8%[45.2%,58.3%]+0.21R[+0.06,+0.36]
FWD-P1(6/17〜7/1)7341.1%−0.04R[−0.29,+0.21]
FWD-P2(7/1〜7/28)7354.8%+0.28R[+0.04,+0.52]
FWD-P3(7/28〜8/20)7459.5%+0.39R[+0.14,+0.63]

FWD全体では51.8%・E(R)=+0.21R RCI[+0.06,+0.36] と改善していますが、tracker(cluster補正後)は CI[-0.03〜+0.45] とまだCI下限がわずかにマイナス圏です。 この乖離の正体が次の時間足分解で明らかになります。

3-2. 時間足別の比較

時間足N勝率95%CIE(R)RCI判定
4H足(FWD)5967.8%[55.1%,78.3%]+0.58R[+0.30,+0.86]✅ CI全域プラス
1H足(FWD)15043.3%[35.7%,51.3%]+0.01R[−0.17,+0.20]⚠️ 無エッジ
日足(FWD)1369.2%[42.4%,87.3%]+0.91R[+0.35,+1.47]🟡 N小・参考
H1 確認 ✅:4H足 FWD 勝率67.8%・E(R)=+0.58R・RCI[+0.30,+0.86]、CI全域プラス(N=59≥20)。
H2 確認 ✅:1H足 FWD E(R)=+0.01R・RCI[−0.17,+0.20]でゼロを跨ぐ=無エッジ確認。
差の正体:全体FWD 220件のうち1H足が150件(68%)を占めるため、全体平均が押し下げられている。
4H足 vs 1H足|グループ別 FWD勝率比較(前向きN=220) 43% 0% 20% 40% 60% 80% 80% (N=5) 43% 指数 94% 40% JPY/FX 50% 40% USD/FX 75% (N=8) 54% 金属 67.8% 43.3% 全体 4H足 1H足

図2:4H足(緑)vs 1H足(赤)のグループ別FWD勝率。4H×JPYクロスが94%とグループ内で最も高い(N=16・小サンプルの参考値)。指数・金属もN小ながら4H優位。USD/FXのみ4H=50%と両足接近(概念を示すイメージ図であり、実際の値動きではありません)

3-3. 4H足 × グループ別(FWD)

グループN(4H)勝率95%CIE(R)対照:1H勝率
JPYクロス(jpy_fx)1693.8%[71.7%,98.9%]+1.19R
指数(index)580.0%[37.6%,96.4%]+0.87R
金属(metal)875.0%[40.9%,92.9%]+0.75R
USD/FX(other_fx)2450.0%[31.4%,68.6%]+0.17R
原油(oil)560.0%[23.1%,88.2%]+0.40R
JPYクロス(4H)はCI下限71.7%>43%でH3確認 ✅(N=16参考値・過信禁止)。指数・金属はN=5〜8と小サンプル。USD/FX(other_fx)は4H=50%と1H≈40%の差が小さく、USD/FXペアでは時間足効果が弱い可能性がある。

3-4. 時系列推移(4H vs 1H の前半・後半)

期間4H勝率4H E(R)1H勝率1H E(R)
前半(〜2026-07-27)50.0%(21/39)+0.22R44.3%(39/88)+0.01R
後期(2026-07-28〜8/20)95.0%(19/20)+1.22R41.9%(26/62)−0.02R

4H足の後期(2026-07-28〜)は 95.0% E(R)=+1.22R と著しく加速しています。 同期間の1H足は41.9%とむしろやや低下し、差は53ppまで拡大しました(N=20の小サンプルに注意)。

FWD勝率の時系列推移(期間3分割) 43% 40% 60% 80% P1(6/17〜7/1) P2(7/1〜7/28) P3(7/29〜8/20) 50.0% 61.5% 95.0% 31% 57% 42% △53pp 4H足 1H足

図3:4H足(緑)は3期間を通じて急上昇(50.0%→61.5%→95.0%)。1H足(赤)は変動はあるが損益分岐付近を彷徨い方向感なし。P3の53pp差は際立つ(N=20の小サンプルに注意)(概念を示すイメージ図であり、実際の値動きではありません)

④ 解釈と示唆

RSI売られすぎ(30割れ)の逆張りは、時間足が大きいほど有効である可能性が今回のデータから示唆されます。 理由として考えられるのは次の点です。

USD/FX(EURUSD等)は4H=50% vs 1H≈40%と差が比較的小さい。JPYクロスとは市場の動き方が異なり、4H優位の恩恵を受けにくい可能性がある点に注意。

一方で、4H×jpy_fx(N=16)、4H×指数(N=5)、4H×金属(N=8)は小サンプルであり、数字を過信するのは禁物です。 継続的な前向きデータの蓄積で確認することが不可欠です。

統計上の観察(情報提供であり、投資助言・売買の推奨ではありません):
本検証の集計期間において、rsi_oversold_bounce の過去成績は1H足より4H足のほうが良好でした(67.8% vs 43.3%)。これは過去ログの事後集計にすぎず、確定的な知見でも将来の成果を示すものでもありません。特定の時間足・銘柄での売買を勧めるものではなく、投資判断はご自身の責任で行ってください。

📡 前向きトラッカー定点観測(期待値ベース)

基準日 2026-08-20/昇格=前向きN≥80(🏁ホールドアウト合格はN≥30)・平均R(期待値)の95%CIが0を跨がない・基準合格2回連続で確定(2026-07-19〜)/降格=昇格後の再判定で基準割れ2回連続→🟡へ(2026-07-18〜・再昇格可)

仮説種別宣言基準前向き現在値(平均R)状態
group=metal×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.06 CI[-0.20~+0.32](101/222・勝率46%)✅昇格
trend=上昇×reversalLedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.09 CI[-0.09~+0.26](101/217・勝率46%)✅昇格
group=allgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.03 CI[-0.03~+0.10](1007/2277・勝率44%)🟡蓄積中
blocked=Falsegate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.04 CI[-0.04~+0.11](795/1789・勝率44%)🟡蓄積中
tf=4h×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.10 CI[-0.03~+0.24](306/646・勝率47%)🟡蓄積中
売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce・全足)edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.21 CI[-0.03~+0.45](114/220・勝率52%)🟡蓄積中
group=indexedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.05 CI[-0.16~+0.06](258/633・勝率41%)🟡蓄積中
blocked=True×dir=shortedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.18 CI[-0.38~+0.02](58/165・勝率35%)🟡蓄積中
dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.07 CI[-0.02~+0.17](786/1713・勝率46%)⛔反証
trend=下降gate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.13 CI[+0.03~+0.24](290/598・勝率48%)⛔反証
reversalL(逆張り買い)gate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.15 CI[+0.02~+0.28](292/593・勝率49%)⛔反証
tier=goodgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.20 CI[+0.05~+0.35](213/414・勝率51%)⛔反証
trend=中立・もみあい×dir=shortedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.22 CI[-0.40~-0.05](72/216・勝率33%)⛔反証
trend=下降×reversalLgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.30 CI[+0.06~+0.54](98/176・勝率56%)⛔反証

本記事はMarketWatch AIが過去の発火ログ(signals-log.json)を反実仮想集計した研究記録です。掲載データは特定の時点のものであり、将来の成果を保証するものではありません。勝率・期待値はバックテストに基づく参考値であり、実際の取引では手数料・スリッページ・市場環境の変化等により結果が異なります。本記事の情報は投資助言を構成せず、売買の推奨・勧誘を目的としていません。すべての投資判断は自己責任で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。MarketWatch AIは本記事の情報を利用した投資による損失について一切の責任を負いません。金融商品取引法に基づく登録を受けた投資助言業者ではありません。