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🧪 上昇トレンド中の逆張り買いは52.7%で合格? 直近は41.2%まで減速中
AIシグナル研究日誌 #47

🧪 カテゴリ:AIシグナル研究日誌|公開:2026年7月22日|読了目安:約8分
⚠️ 本記事はAIシグナルの過去データ統計分析です。投資の意思決定を推奨するものではなく、将来の利益を保証しません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。
⏱️ 30秒でわかる

上昇トレンド中に発火する逆張り買いシグナル(RSI売られすぎ / BB下限タッチ×ロング)を検証。全期間N=203の勝率は52.7%、95%CI=[45.9%,59.5%]で損益分岐43%を有意に上回り、前向きトラッカーが昇格基準を達成した。ただしシグナル種別で大きな差が判明:RSI売られすぎは63.8%(k=30/47)と高水準、BB下限タッチは49.4%(k=77/156)と凡庸。前向き後半51件では41.2%に減速しており、過信は禁物。

52.7%
全期間勝率(N=203)
63.8%
RSI売られすぎ(N=47)
49.4%
BB下限タッチ(N=156)
41.2%
FWD後半(要注意)

1. 仮説と事前宣言

本研究では「上位足のトレンドが上昇中であれば、押し目での逆張り買いシグナルは損益分岐43%を有意に上回るか」を検証する。

検証対象のシグナル(reversal_long)は次の条件を満たすものだ:①方向がロング、②シグナル種別が「RSI売られすぎ逆張り(rsi_oversold_bounce)」または「BB下限タッチ(bb_lower_touch)」、③上位足トレンド(trend_alignment.higher_tf_trend)が「上昇」。

事前宣言(#036・2026-06-22登録)
上昇×reversalL を前向きトラッカーに登録。昇格基準=FWD N≥80 かつ E(R)のCI下限>0(クラスタ補正SE)。

本日(2026-07-22)のトラッカー更新で FWD N=102 に達し、昇格基準をクリアしたと判定された。今回はその詳細を解剖する。

2. 全期間・IS/FWD結果

全期間サマリー

区分N勝率95%CIE(R)・95%CI
全期間(IS+FWD)20352.7%[45.9%, 59.5%]+0.230 [+0.069, +0.391]
IS(<2026-06-22)10153.5%[43.8%, 62.9%]+0.248 [+0.019, +0.476]
FWD(≥2026-06-22)10252.0%[42.4%, 61.4%]+0.212 [−0.015, +0.440]
FWD 前半(51件)5162.7%[49.0%, 74.7%]+0.464 [+0.151, +0.777]
FWD 後半(51件)5141.2%[28.8%, 54.8%]−0.039 [−0.358, +0.279]
全期間 N=203、52.7%、CI=[45.9%, 59.5%]——CI下限が43%を大きく上回り、主仮説は統計的に支持された。E(R)=+0.230、CI=[+0.069, +0.391]も全域プラスで期待値優位を確認。
43% 0% 20% 40% 60% 80% 53.5% IS N=101 62.7% FWD前半 N=51 41.2% FWD後半 N=51 勝率推移(上昇×reversalL)

IS期間53.5%→FWD前半62.7%→FWD後半41.2%の推移。FWD後半は43%基準線(黄色点線)を下回り、減速傾向が確認できる。

FWD後半(N=51、2026-07-08〜07-21)では41.2%(E(R)=−0.039)に減速。統計的確定打(CIがゼロをまたぐ)はないが、昇格後の継続的な警戒が必要。

3. シグナル別分析(RSI vs BB)

逆張り買いは「RSI売られすぎ(rsi_oversold_bounce)」と「BB下限タッチ(bb_lower_touch)」の2種類に分かれる。

シグナル全期間 N全期間 勝率FWD NFWD 勝率FWD E(R)
RSI売られすぎ4763.8%2277.3%+0.803
BB下限タッチ15649.4%8045.0%+0.050
RSI売られすぎ逆張り(全期間63.8%、FWD77.3% CI=[56.6%,89.9%])が際立った優位を示している。FWD E(R)=+0.803 CI=[+0.385,+1.221]は全域プラスで強力なエッジ候補。ただしFWD N=22は小サンプルであり、確定的な結論は出せない。

一方、BB下限タッチはFWD45.0%(E(R)=+0.050)と凡庸な水準にとどまっている。FWD後半42件に絞ると38.1%(E(R)=−0.111)とさらに低下しており、「上昇中のBBタッチ」という組み合わせの有効性は現時点で疑問符がつく。

43% 0% 25% 50% 75% 63.8% 77.3% 49.4% 38.1% RSI 全期間 N=47 RSI FWD N=22 BB 全期間 N=156 BB FWD後半 N=42

RSI売られすぎ(緑)とBB下限タッチ(青/赤)の勝率比較。RSIは全期間63.8%・FWD77.3%と高水準。BB FWD後半は43%ラインを下回る。

4. グループ別分析

グループ全期間 N全期間 勝率FWD NFWD 勝率FWD E(R)
指数(index)7957.0%2835.7%−0.167
円クロスFX(jpy_fx)5058.0%2458.3%+0.361
ドルクロスFX(other_fx)5240.4%3655.6%+0.296

グループ別に大きな差がある。

43% 0% 22% 43% 61% 80% 57.0% 35.7% 58.0% 58.3% 40.4% 55.6% 指数 jpy_fx other_fx 全期間 FWD グループ別勝率(上昇×reversalL)

指数はFWDで35.7%(赤)に崩落。jpy_fxはIS/FWDともに58%前後で安定(緑)。other_fxはIS6%から改善しFWD55.6%。

5. 交絡確認

グループ構成比の変化

期間N指数(%)jpy_fx(%)other_fx(%)
IS10151(50%)26(26%)16(16%)
FWD前半5112(24%)13(25%)19(37%)
FWD後半5116(31%)11(22%)17(33%)

IS期間は指数が50%を占めていたが、FWD以降は指数比率が下がりother_fxが増加した。この「構成シフト」が全体勝率に影響を与えた可能性があるため、グループ別の実勝率を確認した。

グループ別の個別成績(指数FWD35.7%・jpy_fxFWD58.3%・other_fxFWD55.6%)を加重平均(FWD期間の実発火件数で重み付け)すると、構成シフトの寄与は小さく、主因は各グループ内の性能変化(特に指数の崩落)であることが確認できた。

比較:トレンド別の reversalL 成績
上昇:52.7%(k=107/203)/ 下降:43.2%(k=117/271)/ 中立:40.1%(k=89/222)
上昇トレンドが逆張り買いの最良環境であることは全期間を通じて支持された。

6. 先行研究との整合

7. 前向きトラッカー定点観測

📡 前向きトラッカー定点観測(期待値ベース)

基準日 2026-07-22/昇格=前向きN≥80(🏁ホールドアウト合格はN≥30)・平均R(期待値)の95%CIが0を跨がない・基準合格2回連続で確定(2026-07-19〜)/降格=昇格後の再判定で基準割れ2回連続→🟡へ(2026-07-18〜・再昇格可)

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表の見方:「仮説」は、どんな場面で出たシグナルかを表します(小さな文字は研究用の管理名)。「種別」は、その場面のシグナルが「勝ちやすいか」「負けやすいか(避けたほうがよいか)」のどちらを確かめているかです。「平均R」は1回あたりの損益を、損切りになったときの損を1として表した数字で、「CI」はその数字のぶれの幅(95%)です。「CI下限>0」は、ぶれの幅がまるごと0より上=偶然ではなくプラスと言える、という意味です。時間足の指定がない仮説は、1時間足・4時間足・日足を合わせた数字です。
言葉の意味(5語・タップで開く)
  • 全銘柄=このシグナルが見張っている18銘柄(金・銀・原油・株価指数・為替・ビットコイン)
  • 株価指数=日経平均・S&P500・ナスダック100・NYダウ・英FTSE100
  • 逆張り買い=下がったところで買うこと(ここでは「RSI売られすぎからの反発」か「ボリンジャーバンド−2σタッチ」で買ったもの)
  • 壁=利益確定の目標までの間にある直近の高値(売りなら安値)
  • 選別ランク=過去の成績をもとにシグナルを「最上位・良・普通・避けたい」に分けた目安
仮説種別宣言基準前向き現在値(平均R)状態
株価指数の買い
指数×ロング(全足ライブ)
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R +0.07
CI[−0.19〜+0.32]
107/234・勝率46%
✅昇格
金・銀の買い
group=metal×dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R −0.17
CI[−0.50〜+0.15]
41/116・勝率35%
✅昇格
上昇トレンド中の逆張り買い
trend=上昇×reversalL
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R +0.21
CI[+0.02〜+0.40]
53/102・勝率52%
✅昇格
全銘柄のシグナル(買いも売りも)
group=all
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.02
CI[−0.08〜+0.12]
377/863・勝率44%
🟡蓄積中
目標の手前に壁なしのシグナル(買いも売りも)
blocked=False
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.05
CI[−0.08〜+0.17]
303/675・勝率45%
🟡蓄積中
目標の手前に壁なしの買い
blocked=False×dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.07
CI[−0.11〜+0.25]
238/519・勝率46%
🟡蓄積中
下降トレンド中のシグナル(買いも売りも)
trend=下降
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.09
CI[−0.08〜+0.25]
136/292・勝率47%
🟡蓄積中
買い全般(4時間足のみ)
tf=4h×dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.09
CI[−0.09〜+0.27]
129/277・勝率47%
🟡蓄積中
選別ランク「普通」のシグナル(買いも売りも)
tier=neutral
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R −0.06
CI[−0.19〜+0.06]
110/274・勝率40%
🟡蓄積中
株価指数のシグナル(買いも売りも)
group=index
勝ちやすいか
edge
前向きN≥80
平均RのCI下限>0
平均R −0.12
CI[−0.27〜+0.04]
93/246・勝率38%
🟡蓄積中
買い全般
dir=long
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.05
CI[−0.11〜+0.21]
284/632・勝率45%
⛔反証
逆張り買い全般
reversalL(逆張り買い)
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.29
CI[+0.08〜+0.51]
140/253・勝率55%
⛔反証
選別ランク「良」のシグナル(買いも売りも)
tier=good
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.45
CI[+0.19〜+0.71]
91/146・勝率62%
⛔反証
下降トレンド中の逆張り買い
trend=下降×reversalL
負けやすいか
gate
前向きN≥80
平均RのCI上限<0
平均R +0.43
CI[+0.07〜+0.80]
62/101・勝率61%
⛔反証

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