📈 MarketWatch AI
日本人投資家向けAI市場分析・シグナル研究
⚠️ 本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言・代理業の登録もしていません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

🧪 AIシグナル研究日誌 #55
other_fxドルクロス逆張り買い gate——前向きN=87で52.9%・⛔反証接近

カテゴリ:🧪 AIシグナル研究日誌  |  公開:2026年7月30日  |  読了:約10分
⏱️ 30秒でわかる今回のまとめ
  • ドルクロスFX 5銘柄(EURUSD・GBPUSD・AUDUSD・EURAUD・GBPAUD)における逆張り買い(BB下限タッチ+RSI売られすぎバウンス)の全期間成績は 106/230=46.1%、95%CI [39.8%, 52.5%]
  • 下降トレンド絞りでは全期間 45/85=52.9%(CI[42.4%, 63.2%])と最も高く、逆張りと下降トレンドの組み合わせがリターンに寄与
  • 4h足では全期間 48/96=50.0%(CI[40.2%, 59.8%])に対し、1h足は 53/128=41.4%(CI[33.2%, 50.1%])と足種で差が生まれている
  • トレンド別の全期間成績:下降 45/85=52.9%、上昇 25/59=42.4%、中立・もみあい 36/86=41.9%(CI[32.0%, 52.4%])——中立が最低で、もみあい相場での逆張りは全期間を通じて難しい
  • シグナル別では BB下限タッチ 69/152=45.4% vs RSI売られすぎバウンス 37/78=47.4%。比較対照のロング全般(逆張り含む other_fx 全体)は 210/502=41.8%
  • 前向きトラッカー(2026-07-02 登録)では N=87 に達し、🏁ホールドアウト合格(N≥30)済み。gate確認条件「RCI上限<0」は未達(+0.55)だが、⛔反証条件「RCI下限>0」にも未達(-0.08)——現在最も⛔反証に近い gate 仮説の一つ(詳細は本文)

1. gate設立の経緯と監視対象の定義

本研究の対象は other_fx グループ(EURUSD=X・GBPUSD=X・AUDUSD=X・EURAUD=X・GBPAUD=X の 5 銘柄) における 逆張り買い(reversalL) シグナルだ。reversalL は「ロング方向で、かつ発火シグナルが BB下限タッチ(bb_lower_touch)または RSI売られすぎバウンス(rsi_oversold_bounce)のいずれか」と定義される。

2026-07-02 に登録されたこの gate は、それ以前の in-sample(IS)期間(N=143 件)でロング成績が 42.0%(E(R)=-0.021)と損益分岐(約43%)をわずかに下回っていたことを根拠としている。「ドルクロスで逆張りを買うと、過去データでは期待値がほぼゼロないしマイナスだった」という仮説だ。

gate宣言条件(🏁ホールドアウト方式)
前向き N≥30(🏁ホールドアウト合格)かつ 平均R の 95%CI 上限 < 0 → gate確認(記録上「回避側」に分類を更新)
逆方向:CI 下限 > 0 が成立すると ⛔反証(gateの根拠が崩れ、逆にエッジ候補へ転換)

この gate の宣言 N 閾値は N≥30(🏁ホールドアウト方式) で、通常の N≥80 より低い。これは「早期に回避方針を確認したい」という運用上の事情による設定だ。2026-07-30 時点で前向き N=87 に到達し、チェックポイントとなった。

2. 前向きN=87チェック:⛔反証まであと一歩

前向きトラッカーの現在値(2026-07-30 基準)は以下の通りだ:

other_fx×逆張り買い(回避) gate — 現在値
前向き 46/87=52.9%、平均R +0.23、95%CI [-0.08, +0.55]
🏁 ホールドアウト合格(N=87≥30)達成済み
gate確認(CI上限<0): 未達(上限+0.55)
⛔反証(CI下限>0): 未達(下限-0.08 ← あと+0.08 で到達)

IS期間(2026-07-02より前・N=143)の勝率 42.0% と比べ、前向き期間(2026-07-02以降・N=87)では 52.9% まで改善している(差 +10.9pp)。この逆転が gate 宣言の根拠(IS のネガティブ実績)を侵食しつつある。

CI 下限が -0.08 と僅かにマイナスのため、⛔反証の正式確定には至っていないが、現在のトラッカー登録 gate 仮説の中で最も ⛔反証に近い候補の一つだ(後掲のトラッカー表を参照)。

3. チャート図解:BB下限タッチ・RSI売られすぎの発火場面

BB下限タッチ RSI売られすぎ TP1 TP1 SL ドルクロスFX——逆張り買いシグナルの発火概念 BB上限 MA 下降トレンド帯(逆張り有効↑) TP2

【概念図】ドルクロスFX 5銘柄でのBB下限タッチ(赤点)とRSI売られすぎバウンス(黄点)の発火場面。価格がBBバンド下限に接触、またはRSIが売られすぎ水準から反発する局面でロングシグナルが発火する。実際の価格ではなく概念的なパターンを示す。

4. IS→FWD変化の主ドライバー:下降トレンド×68.8%

IS期間→FWD期間にかけて全体が改善した (+10.9pp) 背景を、上位足トレンド別に分解すると構造が見えてくる:

区分IS成績FWD成績変化備考
下降トレンド×other_fx×revL43.4%(23/53)68.8%(22/32)+25.4pp主ドライバー
上昇トレンド×other_fx×revL32.0%(8/25)50.0%(17/34)+18.0pp大幅改善
中立×other_fx×revL44.6%(29/65)33.3%(7/21)-11.3pp悪化

最大の貢献は 下降トレンド × other_fx × revL の FWD 68.8% だ。IS時代43.4%だったものが +25.4pp 改善した。FWD でのRCI(期待値95%CI)が +0.223 ~ +0.985 と全域プラスで、統計的に有意な水準になっている(N=32 と小さいが両端正の信頼区間)。

FWD×下降トレンド:22/32=68.8%、RCI[+0.223, +0.985]
CI が全域プラスのため、「期待値がゼロ以上」という主張が95%信頼水準で支持される。ただし N=32 は小さく、今後の新しいデータで変わる可能性がある。

一方、中立トレンドでは IS 44.6% → FWD 33.3% と -11.3pp 悪化している。全期間を通じても中立トレンドの成績は 36/86=41.9%(CI[32.0%, 52.4%])と3区分中最低で、「もみあい相場での逆張りは依然として難しい」という傾向が前向き期間でも継続している点は注目に値する。

0% 20% 40% 60% 80% 損益分岐43% 43% 69% 下降 トレンド 32% 50% 上昇 トレンド 45% 33% 中立 もみあい IS期間(2026-07-02以前) FWD期間(2026-07-02以降) other_fx×reversalL — トレンド別 IS→FWD 勝率変化

【棒グラフ】other_fx×逆張り買いのトレンド別 IS→FWD 勝率変化。下降トレンドでは43%→69%と大幅改善(FWD CI全域プラス)。中立トレンドでは逆に45%→33%と悪化。実際の数値は本文を参照。

5. 足種別の格差:4h CI全域プラス vs 1h 46%

前向き期間(FWD)の足種別を見ると、明確な差が生まれている:

足種IS成績FWD成績FWD 平均R(RCI)
4h足43.5%(27/62)61.8%(21/34)+0.441(RCI[+0.054, +0.828])CI全域プラス!
1h足38.2%(29/76)46.2%(24/52)+0.077(RCI[-0.242, +0.396])

4h足は FWD RCI が全域プラス(+0.054 ~ +0.828)という注目すべき結果だ。N=34 は小さいが、「other_fx の逆張り買いは 4h 足の方が期待値プラスの統計的根拠が強い」という傾向が示されている。一方、1h 足では CI 下限が -0.242 とまだ余裕があり、エッジが確認できない状況だ。

全期間での足種別(claims.json による独立検証値)は 4h:48/96=50.0%(CI[40.2%, 59.8%])、1h:53/128=41.4%(CI[33.2%, 50.1%])であり、全期間でも 4h が 1h を 8.6pp 上回る。

6. 銘柄別格差:AUDUSD突出とGBPUSDの低迷

前向き期間(FWD)の銘柄別成績は、5 銘柄間でかなりのばらつきがある:

銘柄FWD成績E(R)備考
AUDUSD=X9/11=81.8%+0.909⚠️ N=11 小サンプル・過信禁物
GBPAUD=X14/25=56.0%+0.307
EURUSD=X7/12=58.3%+0.361N=12 小さめ
EURAUD=X11/24=45.8%+0.069
GBPUSD=X5/15=33.3%-0.222最低・CI広い

AUDUSD=X の FWD 81.8% は突出しているが、N=11 は統計的に信頼しにくいサンプルサイズだ。偶然の勝ち越しの可能性が高く、今後の継続観察が必要だ。逆に GBPUSD=X は 5/15=33.3% と5銘柄中最低で、前向き期間のデータ上は最も成績が振るわなかった。ただし N=15 と小さく、傾向として確定的に読めるものではない。

銘柄別の N は最大でも 25 件(GBPAUD=X)と小さく、CI 幅が非常に広い。現時点では銘柄ごとに有意な差があると断言できる統計根拠はない。引き続き蓄積が必要だ。

7. 全体reversalL⛔反証(#032)との位置関係

broader な文脈として、トラッカーに登録されている 「reversalL(逆張り買い)全体」の gate は、#032 の時点で⛔反証が確定している。トラッカー表(§8)では 187/361 = 52%・CI[+0.04,+0.38](全期間前向き分・reversalL gate 固有の登録日基準)として記録されており、#032 執筆時点の前向きスナップショット(147/295=49.8%・RCI[+0.029,+0.296])とは集計期間の異なる別の数値であることに注意されたい。

つまり「全銘柄・全グループを合わせた逆張り買い全般は、IS では勝率が低かったが、FWD で統計的に有意な期待値プラスとなっている」というのが現在の研究全体の結論だ。

では other_fx×reversalL はなぜまだ個別に gate のまま(蓄積中)なのか?

個別グループになると N が減り、CI 幅が拡大するため、全体で確定していても個別では余裕があることが多い。other_fx×reversalL のトラッカー CI 下限は -0.08 でマイナスのため、あと数件の TP1 ヒットが蓄積されると⛔反証が確定する可能性がある。なお前向き計算の方法(トラッカー組み込みの期待R式 vs 個別分析スクリプトの独立計算)によって CI 幅は微妙に異なる場合があるが、どちらも「CI 下限がゼロ未満で⛔反証に至っていない」という定性的な結論は同じだ。

0% 20% 40% 60% 43% 46.1% other_fx ×revL N=230 50.0% jpy_fx ×revL N=144 47.9% index ×revL N=188 44.6% 全体 ×revL N=809 グループ別 reversalL 全期間勝率比較

【棒グラフ】グループ別 reversalL 全期間勝率。jpy_fx が 50.0% と最高、other_fx(ドルクロス)は 46.1%。全グループ合計 44.6%(361/809)の逆張り全体に対し、グループ個別は N が小さく CI 幅が広い。損益分岐 43% の赤点線を超えているが、全期間では IS と FWD が混在している点に注意。

8. 前向きトラッカー定点観測

📡 前向きトラッカー定点観測(期待値ベース)

基準日 2026-07-30/昇格=前向きN≥80(🏁ホールドアウト合格はN≥30)・平均R(期待値)の95%CIが0を跨がない・基準合格2回連続で確定(2026-07-19〜)/降格=昇格後の再判定で基準割れ2回連続→🟡へ(2026-07-18〜・再昇格可)

仮説種別宣言基準前向き現在値(平均R)状態
group=metal×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.10 CI[-0.40~+0.20](58/150・勝率39%)✅昇格
trend=上昇×reversalLedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.18 CI[+0.02~+0.34](68/134・勝率51%)✅昇格
group=allgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.02 CI[-0.06~+0.10](555/1268・勝率44%)🟡蓄積中
blocked=Falsegate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.03 CI[-0.07~+0.12](442/1004・勝率44%)🟡蓄積中
blocked=False×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.05 CI[-0.07~+0.18](354/786・勝率45%)🟡蓄積中
trend=下降gate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.12 CI[-0.01~+0.24](207/433・勝率48%)🟡蓄積中
tf=4h×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.08 CI[-0.07~+0.24](187/403・勝率46%)🟡蓄積中
tier=neutralgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.07 CI[-0.19~+0.04](143/360・勝率40%)🟡蓄積中
group=indexedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.11 CI[-0.23~+0.01](134/350・勝率38%)🟡蓄積中
trend=中立・もみあい×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.04 CI[-0.12~+0.20](151/339・勝率44%)🟡蓄積中
trend=下降×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.11 CI[-0.07~+0.28](156/329・勝率47%)🟡蓄積中
group=other_fx×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.10 CI[-0.06~+0.26](149/316・勝率47%)🟡蓄積中
指数×ロング(全足ライブ)edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.02 CI[-0.22~+0.18](131/311・勝率42%)🟡蓄積中
blocked=False×dir=shortgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.04 CI[-0.23~+0.16](100/242・勝率41%)🟡蓄積中
group=metalgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.07 CI[-0.28~+0.14](83/208・勝率40%)🟡蓄積中
売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce・全足)edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.17 CI[-0.11~+0.44](76/152・勝率50%)🟡蓄積中
trend=下降×dir=shortgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.17 CI[-0.07~+0.42](73/145・勝率50%)🟡蓄積中
trend=中立・もみあい×dir=shortedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.18 CI[-0.41~+0.05](45/128・勝率35%)🟡蓄積中
trend=中立・もみあい×reversalLgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.06 CI[-0.21~+0.32](53/117・勝率45%)🟡蓄積中
blocked=True×dir=shortedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.03 CI[-0.28~+0.22](44/106・勝率42%)🟡蓄積中
group=index×reversalLedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.10 CI[-0.37~+0.17](39/101・勝率39%)🟡蓄積中
ステート 上昇配置(>MA25&75)×ロングedge前向きN≥30かつ平均RのCI下限>0🏁平均R +0.17 CI[-0.07~+0.40](47/94・勝率50%)🟡蓄積中
signal=low_breakgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.13 CI[-0.41~+0.15](34/91・勝率37%)🟡蓄積中
other_fx×逆張り買い(回避)gate前向きN≥30かつ平均RのCI上限<0🏁平均R +0.23 CI[-0.08~+0.55](46/87・勝率53%)🟡蓄積中(⛔反証接近)
group=index×dir=shortgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.22 CI[-0.05~+0.49](45/86・勝率52%)🟡蓄積中
group=btc×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.10 CI[-0.36~+0.17](31/80・勝率39%)🟡蓄積中
group=metal×reversalLgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.04 CI[-0.40~+0.49](34/76・勝率45%)🟡蓄積中
signal=ma_deadedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.15 CI[-0.56~+0.26](16/44・勝率36%)🟡蓄積中
group=btc×reversalLgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.17 CI[-0.33~+0.66](17/34・勝率50%)🟡蓄積中
dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.05 CI[-0.07~+0.16](423/944・勝率45%)⛔反証
reversalL(逆張り買い)gate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.21 CI[+0.04~+0.38](187/361・勝率52%)⛔反証
tier=goodgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.33 CI[+0.12~+0.53](138/243・勝率57%)⛔反証
tier=good×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.32 CI[+0.11~+0.53](131/232・勝率56%)⛔反証
trend=下降×reversalLgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.41 CI[+0.12~+0.69](82/136・勝率60%)⛔反証

※ 一部の行は紙幅の都合で省略。full table は track-record.html を参照。
今回の主役「other_fx×逆張り買い(回避)」は太字でハイライト。⛔反証確定済み仮説(全体reversalL・tier=good 等)と比較すると、CI 下限がまだわずかにマイナスであることが分かる。

本記事に掲載されている情報は、AIシステムが過去の市場データを分析した結果であり、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境・ボラティリティ・流動性は常に変化するため、過去の勝率は将来の参考にならない場合があります。本記事は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、投資判断はすべてご自身の責任において行ってください。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言・代理業の登録を行っていません。