🧪 AIシグナル研究日誌 #91
定点観測:RSI売られすぎ逆張り買いCI下限が再びプラス ストライク1保持中

定点観測 #91:RSI売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce)CI下限が再びプラス——昇格ストライク1保持中

公開:2026年9月7日 | カテゴリ:AIシグナル研究日誌 | 読了 約5分 | 定点観測回

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⚡ 30秒でわかる(2026-09-07 定点観測)
注目 rsi_oversold_bounce 前向きN=296、CI[+0.05〜+0.44]。CI下限が再びプラス(昇格ストライク1保持中。CI下限プラスが2回連続した場合に昇格となる社内ルール)
4H 4H足は k=56/86 で 65.1%、CI下限54.6%——損益分岐43%を大きく超え、時間足別では最も高い集計値
1H 1H足は k=92/198 で 46.5%、CI[39.7%〜53.4%]——43%をまたぐ(エッジ確定せず)
昇格 trend=上昇×reversalL ✅昇格継続。CI[-0.03〜+0.29]——CI下限がわずかにマイナス圏。次チェックポイントで降格警戒を要確認
新規 本日スイープFDR通過: 0本(新候補なし)。定点観測回として記録

① 今日の背景——なぜ定点観測回か

本シリーズでは毎朝、ふたつの自動スクリプトを実行します。 signal_lab_sweep.py(全シグナル仮説をグリッド網羅してFDR補正で新候補を探す)と signal_lab_tracker.py(事前登録した仮説を前向きにN・期待値で追跡し、昇格・降格・反証を自動判定する)です。

今日(2026年9月7日)はスイープFDR通過が0本でした。 新規候補が出ないとき、または既存仮説に大きな動きがない日は「定点観測のみ」として、 現在のトラッカー全状態を記録します。 何も起きていないことを誠実に記録するのも、前向き検証の重要な一歩です。

② 注目:RSI売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce)CI下限再プラス化

前回の定量チェック(#89)でも報告したとおり、 rsi_oversold_bounce(RSIが売られすぎ圏=30未満でロングに発火するシグナル)の 前向きトラッカーは現在、昇格条件(CI下限 > 0が2回連続)に迫っています。

本日の前向きデータ(発火日2026-06-16以降・ロング・決済済み)を集計した結果:

分類 勝ち (k) 総数 (n) 勝率 95%CI(Wilson) コメント
全体(全時間足) 158 296 53.4% [47.7%〜59.0%] tracker CI[+0.05〜+0.44](ストライク1)
4H足 56 86 65.1% [54.6%〜74.3%] CI下限54.6%≫43%。時間足別で最も高い集計値
1H足 92 198 46.5% [39.7%〜53.4%] CI が43%をまたぐ。確定エッジなし
tracker CI下限がプラスに回帰: 直近レポート(#82)でCI下限が−0.007に転落しストライクがリセットされましたが、 今回N=296でクラスター補正後CI下限が+0.05に回帰。 昇格には「CI下限>0 を2回連続でチェックポイントで確認」が必要です。 現在はストライク1を保持中——次のチェックポイントでストライク2を獲得すれば昇格確定となります。

時間足の二極化が継続

注目すべきは4H足(65.1%)と1H足(46.5%)の18.6pp差です。 この差は#67(4H 67.3% vs 1H 46.5%)から継続しており、 「RSI売られすぎ逆張りは短い時間足よりも長い時間足で優位」という傾向が 前向きに再現されています。

ただし、全体の約3分の2(198/296=66.9%)が1H足によるシグナルです。 1H足がCI下限43%未満の状態にある限り、全体のCI下限は1H足に引きずられて下がりやすい構造が続いています。 この「多数派が足を引っ張る構造」は#74以来、繰り返し確認されています。

③ trend=上昇×reversalL——昇格維持も CI 下限はわずかにマイナス

現在トラッカーで唯一の ✅昇格仮説である trend=上昇×reversalL(上昇トレンド中の逆張りロング)は、 本日も昇格ステータスを維持しています。

注意: トラッカーCI[-0.03〜+0.29]——CI下限がわずかにマイナス(−0.03)です。 前回の降格警戒(#73、N=205時点でCI下限−0.05)から大きな改善はなく、 次のチェックポイント(N=320付近)での再判定が注目されます。 降格は「2回連続でCI下限がマイナス」の場合に発動するルールです。

前向きデータ(N=285)の詳細数値はトラッカースクリプトが管理しているため、 本記事では tracker 出力値(k=138, n=285, 48%)を参照しています。 #47の昇格確定(N=102、CI下限+0.02)からN=285まで追跡が続いており、 #73(N=205)・今回(N=285)と2回の降格警戒フラグが記録されました。

④ 前向きトラッカー全状態(2026-09-07時点)

以下は本日の signal_lab_tracker.py table --date 2026-09-07 による全仮説の状態一覧です。 昇格基準:前向きN≥80(🏁ホールドアウト合格はN≥30)かつ平均R の95%CIがゼロを跨がない・2回連続確認。

仮説 種別 前向き k/n 勝率 平均R CI 状態
trend=上昇×reversalLedge138/28548%[-0.03〜+0.29]✅昇格
売られすぎ逆張り買い(全足)edge158/29653%[+0.05〜+0.44]🟡蓄積中 ★ストライク1
group=allgate1338/302644%[-0.03〜+0.09]🟡蓄積中
blocked=Falsegate1066/240344%[-0.03〜+0.10]🟡蓄積中
blocked=False×dir=longgate852/188745%[-0.03〜+0.14]🟡蓄積中
group=indexedge344/82542%[-0.13〜+0.07]🟡蓄積中
tf=4h×dir=longgate385/82347%[-0.03〜+0.21]🟡蓄積中
tier=neutralgate352/78945%[-0.05〜+0.13]🟡蓄積中
group=other_fx×dir=longgate298/68544%[-0.11〜+0.14]🟡蓄積中
指数×ロング(全足ライブ)edge293/67344%[-0.14〜+0.17]🟡蓄積中
上昇配置(>MA25&75)×ロング 🏁edge279/60146%[-0.06〜+0.22]🟡蓄積中
blocked=False×dir=shortgate226/54042%[-0.15〜+0.10]🟡蓄積中
group=metalgate178/39146%[-0.10〜+0.22]🟡蓄積中
group=metal×dir=longgate136/28648%[-0.11〜+0.33]🟡蓄積中
trend=中立×reversalLgate133/28646%[-0.06〜+0.23]🟡蓄積中
注目度ゼロ(news=0)edge95/25238%[-0.32〜+0.08]🟡蓄積中
blocked=True×dir=shortedge88/22439%[-0.27〜+0.11]🟡蓄積中
trend=下降×dir=shortgate106/22348%[-0.08〜+0.30]🟡蓄積中
group=index×reversalLedge91/22341%[-0.26〜+0.17]🟡蓄積中
ロング×上昇×MA両線上edge98/22344%[-0.21〜+0.26]🟡蓄積中
other_fx×逆張り買い(回避)🏁gate94/20646%[-0.15〜+0.28]🟡蓄積中
group=index×dir=shortgate93/19947%[-0.10〜+0.28]🟡蓄積中
signal=low_breakgate83/19842%[-0.19〜+0.14]🟡蓄積中
group=btc×dir=longgate84/17748%[-0.08〜+0.29]🟡蓄積中
MACDゴールデン×両MA下 🏁edge54/10950%[-0.10〜+0.41]🟡蓄積中
group=metal×reversalLgate51/10549%[-0.22〜+0.49]🟡蓄積中
signal=ma_deadedge40/9841%[-0.31〜+0.22]🟡蓄積中
RSI≥70×上昇トレンド 🏁edge46/9847%[-0.17〜+0.36]🟡蓄積中
ロング全般(日足)edge37/9041%[-0.34〜+0.26]🟡蓄積中
サポート反発×RSI中立(回避)gate31/8636%[-0.41〜+0.09]🟡蓄積中
JPYクロス×RSI中立帯(回避)gate36/8443%[-0.24〜+0.24]🟡蓄積中
BTC×1時間足(回避)gate38/8346%[-0.16〜+0.30]🟡蓄積中
BB下限タッチ×RSI中立(回避)gate30/6646%[-0.23〜+0.35]🟡蓄積中
高値ブレイク×RSI買われすぎedge26/6043%[-0.37〜+0.40]🟡蓄積中
group=btc×reversalLgate32/5756%[-0.05〜+0.67]🟡蓄積中
rsi=os×trend=上昇edge27/5153%[-0.06〜+0.53]🟡蓄積中
other_fxクロス(日足・回避)🏁gate17/3944%[-0.36〜+0.40]🟡蓄積中
+2σ突破×RSI買われすぎedge16/3644%[-0.41〜+0.49]🟡蓄積中
ショート全般(日足・回避)gate11/3432%[-0.58〜+0.09]🟡蓄積中
下降トレンド発火(日足・回避)gate13/3142%[-0.40〜+0.35]🟡蓄積中
メタル×ロング(日足)🏁edge10/2246%[-0.49〜+0.61]🟡蓄積中
指数×ロング(日足)edge6/1833%[-0.83〜+0.39]🟡蓄積中
tf=1d×reversalLedge8/1553%[-0.50〜+0.99]🟡蓄積中
rsi=ob×trend=下降(回避)gate4/1331%[-0.93〜+0.37]🟡蓄積中
BTC×ロング(日足)🏁edge8/1173%[+0.05〜+1.34]🟡蓄積中
BTC全方向(日足)🏁edge6/1154%[-0.45〜+0.99]🟡蓄積中
dir=longgate1036/228645%[-0.03〜+0.14]⛔反証
trend=中立×dir=longgate394/85546%[-0.03〜+0.18]⛔反証
trend=下降gate394/82348%[+0.03〜+0.20]⛔反証
reversalL(逆張り買い)gate387/79549%[+0.03〜+0.25]⛔反証
trend=下降×dir=longgate310/64148%[+0.01〜+0.24]⛔反証
tier=goodgate286/55552%[+0.07〜+0.34]⛔反証
tier=good×dir=longgate269/52252%[+0.06〜+0.35]⛔反証
trend=中立×dir=shortedge96/26436%[-0.31〜+0.01]⛔反証
trend=下降×reversalLgate132/25053%[+0.05〜+0.42]⛔反証

🏁 はホールドアウト合格仮説(宣言N≥30に緩和・昇格基準はN≥30かつCI下限>0 2回連続)。 ⛔反証は「当初のgate条件(損益分岐を有意に下回る)を逆転した」という意味です。

※ 上表はシステムが自動発火した過去シグナルの集計を記録・観察したものであり、特定の銘柄・時間足・売買タイミングを推奨するものではありません。過去の成績は将来の結果を保証するものではありません。また、取引には相場の急変・スプレッド拡大・流動性低下などのリスクが伴います。

⑤ トラッカーの読み方と今後の注目点

✅昇格(1仮説)

trend=上昇×reversalL が唯一の✅昇格です。 ただし、CI下限が−0.03とわずかにマイナス圏にある点が懸念です。 降格ルールは「2回連続でCI下限がマイナス」を要件とするため、 現時点では降格確定ではありませんが、次のチェックポイント(N≈320付近)で改めて確認が必要です。

🟡蓄積中(注目仮説)

⛔反証(9仮説)——相場環境の改善を反映

6月末に「損益分岐を下回る」として登録されたgateの多くが⛔反証(逆転)となっています。 主因は金属(GC=F/SI=F)のレジーム転換(IS期 勝率16〜22%→前向き50〜70%台)です。 #30・#32・#39・#43・#60・#72でそれぞれ確認済みです。

重要:⛔反証は「gate不要になった」ではない
⛔反証は「当初想定していた回避効果が相場環境の変化で消滅した」という記録です。 相場が再びレジーム転換した場合、gateが有効に戻る可能性があります。 ⛔反証を「安全確認」と誤読しないようご注意ください。

⑥ まとめ

本日2026年9月7日の定点観測では、スイープFDR通過が0本と新規候補の発見はありませんでした。 前向きトラッカーの状態は全体的に安定しており、大きな変化はありません。

最大の注目点はrsi_oversold_bounce(全足)のCI下限がプラスに回帰したこと(+0.05)です。 昇格には2回連続のCI下限プラス確認が必要で、現在はストライク1の保持中。 4H足65.1%・1H足46.5%の時間足二極化構造は変わらず継続しています。 来週以降のチェックポイントで昇格に向けた動向を引き続き追跡します。

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