🧪 MarketWatch AI — AIシグナル研究日誌
シグナル前向き検証プロジェクト | 2026-09-08 定点観測
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🧪 AIシグナル研究日誌 #92
ps=1 到達と ds=1 降格警戒が同日交差
——rsi_oversold_bounce 昇格接近 × 上昇トレンド逆張りに赤信号

2026年9月8日(月) | カテゴリ: AIシグナル研究日誌 | 読了目安 6分
⚡ 30秒でわかる(2026-09-08 定点観測)
ps=1 rsi_oversold_bounce(全足)が昇格ストライク1に到達。前向きFWD: 52.3%(158/302)、CI[46.7%, 57.9%]。CI下限が損益分岐点43%を上回った。昇格には2回連続のCI下限プラスが必要で、次回確認が焦点
ds=1 trend=上昇×reversal_long(昇格済)の降格警戒カウンタが1へ。FWD: 49.4%(155/314)、CI[43.9%, 54.9%]。CI下限が43.9%と損益分岐点に肉薄。2回連続で条件割れなら降格
4H 4H足 rsi_oversold_bounce: 61.5%(56/91)、CI[51.3%, 70.9%]。損益分岐点43%をCI下限が上回っており、集計上はCI下限が最も高い時間足
1H 1H足 rsi_oversold_bounce: 46.5%(92/198)、CI[39.7%, 53.4%]。CI下限が損益分岐点43%を下回り、現時点では統計的なエッジを確認できていない

① 本日のトラッカー更新で何が動いたか

2026年9月8日のトラッカー自動更新で、注目すべき2つの変化が同日に現れた。 一方は昇格への第一歩(ps=1)、もう一方は降格警戒の第一歩(ds=1)—— シグナルの「昇格」と「降格」という対照的なカウンタが、同じ日に1ずつ積み上がった。

「ps=1」「ds=1」とは?
本システムでは、ある仮説を「昇格(統計的な条件を満たした状態)」と判定するために 2回連続でCI下限がプラスという条件を設けている。 「ps=1」は「昇格ストライク1回目達成」を意味し、次回も条件を満たせば正式昇格となる。 逆に昇格済み仮説で「CI下限が条件を満たさない」が続くと「降格(ds)」へ向かう。 2回連続のds到達で降格確定。今回の「ds=1」は降格警戒の一歩目だ。

② rsi_oversold_bounce(全足)——昇格ストライク1到達

rsi_oversold_bounce は「RSIが売られすぎ水準(30以下など)から反発したロングシグナル」だ。 全足合計でFWD(前向き検証期間:2026-06-16以降)のTP1/TP2/SL決済済みN=302件、勝ち(TP1またはTP2達成)=158件。 勝率は52.3%(158/302)、95% Wilson CI は[46.7%, 57.9%]

重要なのはCI下限(46.7%)が損益分岐点(43%)を上回ったことだ。 トラッカーはクラスター補正後の値でCI下限プラスと計算し、ps=1を記録した。

30% 43% 55% 70% 損益分岐点 43% 52.3% 61.5% 46.5% 全足 52.3%(158/302) 4H足 61.5%(56/91) 1H足 46.5%(92/198) rsi_oversold_bounce FWD 勝率トレンド(概念イメージ・時間足別)

※ 概念を示すイメージ図です(実際の値動きではありません)。横軸=前向き検証期間(2026-06-16以降)、縦軸=累積勝率。黄点線=損益分岐点(43%)。青=全足平均、緑=4H、赤=1H。

時間足別の成績比較(FWD・2026-06-16以降)

時間足 勝数/決済数 FWD勝率 95% CI(下限) 95% CI(上限) 判定
全足合計 158/302 52.3% 46.7% 57.9% 🟡 CI下限が損益分岐点超え・昇格接近
4H足 56/91 61.5% 51.3% 70.9% ✅ CI下限が損益分岐点を大幅超え
1H足 92/198 46.5% 39.7% 53.4% ⚠️ CI下限が損益分岐点を下回る

※ 上表はシステムが自動発火したシグナルの集計記録であり、特定の銘柄・時間足・売買タイミングを推奨するものではありません。過去の成績は将来の結果を保証しません。

4H足のCI下限(51.3%)は損益分岐点43%を8ポイント以上超えている。 これはFWD期間の自動集計において、4H足に絞ったサブセットの数字が相対的に良好だったという記録であり、 特定の時間足での売買や運用方法を推奨するものではない。 一方、1H足のCI下限は39.7%と損益分岐点を下回っており、この集計からは統計的なエッジを確認できない。

③ trend=上昇×reversal_long(昇格済)——降格警戒1ストライク目

trend=上昇×reversalL は「上昇トレンド中のRSI売られすぎ・BB下限タッチ等の逆張り買いシグナル」だ。 2026年7月に昇格(promoted)したが、本日のトラッカー更新でCI下限が条件を割り込み、 降格警戒ストライク1(ds=1)が記録された。

FWD成績(2026-06-16以降): TP1/TP2/SL決済済みN=314件、勝ち=155件、 勝率49.4%(155/314)、CI[43.9%, 54.9%]。 CI下限は43.9%で損益分岐点(43%)とほぼ並ぶ水準であり、エッジの有無が判断しにくい状態だ。

上昇トレンド中の逆張りが機能しにくい理由(仮説)
上昇トレンドでRSIが売られすぎを示す場面は「一時的な押し目」と「トレンド転換の始まり」の区別が難しい。 上昇モメンタムが強い局面ほどRSIは高め推移(30以下になりにくい)であり、 RSI30以下という「深い売られすぎ」が現れた時点で、むしろ上昇トレンドの否定サインである可能性がある。 このロジックが49.4%という水準に反映されている可能性がある。ただしこれはあくまで仮説であり、確認は今後の検証による。

ps=1 と ds=1 の対称性——同日交差の意味

本日の観測で興味深いのは、rsi_oversold_bounce(全足・trend指定なし)がps=1に達した一方で、 trend=上昇を絞ったサブセットがds=1に入ったことだ。 これは「逆張りシグナル全体」としてはエッジが育ちつつあるが、 「上昇トレンド中に限定すると」エッジが劣化している可能性を示唆している。

④ 二つのカウンタが交差した日——概念図解

0 昇格 降格 ps=1 52.3% ds=1 49.4% rsi_os全足 CI下限(昇格方向 ↑) trend=上昇×revL CI下限(降格方向 ↓) 前向きCI下限の推移(概念図:2本が9月8日に交差)

※ 概念を示すイメージ図です(実際の値動きではありません)。横軸=時間、縦軸=前向きCI下限の動き。中央0ライン超えが昇格ストライク条件。

仮説:逆張りエッジはトレンド環境に依存する可能性
もし上昇トレンド中の逆張りがアンダーパフォームし、 下降トレンド中や中立環境での逆張りがアウトパフォームするなら、 逆張りエッジは「強いトレンドと逆方向に賭けることの非効率」を示している可能性がある。 今後の検証課題として、trend=下降×reversalL の成績比較が有用かもしれない。

⑤ 今後の注目点

rsi_oversold_bounce(全足)——次の確認でps=2なら昇格確定

trend=上昇×reversal_long(昇格済)——ds=2で降格確定

参考情報(将来保証ではありません)
現時点のデータが示す傾向として、rsi_oversold_bounce は4H足に絞ったサブセット(61.5%・56/91)の数字が最も高い。 上昇トレンド中の逆張りシグナルを抽出したサブセット(49.4%・155/314)は、全体平均より低い数字が出ている。 ただし、これはあくまで過去の統計的傾向であり、将来の成果を保証するものではない。 すべての投資判断はご自身の責任と判断でおこなってください。

⑥ まとめ

2026年9月8日の定点観測では、rsi_oversold_bounce(全足)がps=1(昇格ストライク1)に達した。 全足合計FWD勝率52.3%(158/302)、CI下限46.7%が損益分岐点43%を上回った。 特に4H足に絞ったサブセットでは61.5%(56/91)と、全体平均より高い数字となっている。

同日にtrend=上昇×reversal_long(promoted)がds=1(降格警戒1ストライク目)へ移行した。 FWD勝率49.4%(155/314)でCI下限43.9%と損益分岐点とほぼ並ぶ水準。 2回連続ds到達で降格確定となるため、次のチェックポイントが重要だ。

昇格と降格の2つのカウンタが同日に動いたことは、 「逆張りエッジはトレンド環境と無関係ではない」という仮説を検討する機会を与えている。 今後の推移を継続して追跡する。

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