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AIシグナル研究日誌 — 前向き検証・仮説管理
🧪 AIシグナル研究日誌 #99 rsi_oversold_bounce FWD N=343

RSI売られすぎ逆張り買い FWD N=343——RCI下限が5日ぶりにプラス圏へ回復、4H足57%と上昇トレンド63%の二極構造を解剖

公開:2026年9月15日 カテゴリ:AIシグナル研究日誌 読了目安:約8分

⚠️ 本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。当サイトは金融商品取引業者ではなく、投資助言・代理業の登録もしていません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

📋 30秒でわかる(2026-09-15 基準)

  • FWD全体:k=175/n=343=51.0% CI[45.7%,56.3%] 平均R=+0.190 RCI[+0.012,+0.369]
  • 5日間マイナス期(N=320〜337)を経てRCI下限が+0.012に回復(2回連続合格が必要な昇格基準には未達)
  • 4H足:57.1% RCI[+0.032,+0.634](エッジあり) vs 1H足:46.4% RCI[-0.130,+0.297](エッジなし)
  • trend=上昇:62.8% RCI[+0.171,+0.761] vs trend=下降:41.9% RCI[-0.258,+0.215](二極化)
  • trend=中立・もみあい:55.5% RCI[+0.062,+0.526](エッジあり)
  • IS(登録前)は 39.1%、FWD(登録後)は51.0%——登録後に改善傾向
  • トラッカー状態:🟡蓄積中(promote_strikes=0)

※ 過去実績であり将来の成果を保証するものではありません。統計は2026-09-15現在のsignals-logに基づきます。

① 背景:#095から続くRCI下限の変動

RSI売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce)は、RSIが約30以下に落ち込んだ場面で「売られすぎ・反発候補」として発火するシグナルです。

2026年9月11日の第95回記事では「FWD N=326でRCI下限がマイナス転落(-0.014)」を報告しました。その後のRCI下限推移は以下のとおりです。

日付FWD NRCI下限状態
2026-09-05296+0.050🟢 プラス(直近ピーク)
2026-09-09320−0.001🔴 ゼロ転落(初)
2026-09-11326−0.014🔴 マイナス(#095記事)
2026-09-12336−0.008🔴 マイナス
2026-09-14337−0.004🔴 マイナス(ゼロ接触)
2026-09-15(今日)343+0.012🟢 プラス回帰

5日間のマイナス期(9/9〜9/14)を経て、今日N=343でRCI下限が+0.012に回帰しました。これは「前向きで大きく動いた仮説」(優先度②)として今回の題材として採択しています。

価格(概念) rsi_oversold発火 🔔 RSI 30 70 RSI ≈ 30以下(売られすぎ) 足種別・トレンド別 FWD勝率 57.1%(4H足) 46.4%(1H足) 62.8%(上昇T) 55.5%(中立T) 41.9%(下降T) 損益分岐43% FWD全体 51.0%(N=343)

※ 概念を示すイメージ図です(実際の値動きではありません)。左:RSI30割れでrsi_oversold_bounceシグナルが発火する場面。右:足種・トレンド別の前向き勝率比較(損益分岐43%ライン付き)。

② 仮説と事前合否基準

以下の4つの事前合否基準を立て、検証しました。いずれも信号発火日ベースの前向き(FWD)データのみを対象にしています。

#仮説合格基準結果
H1 FWD全体 RCI下限がプラス圏に回帰しているか RCI下限 > 0 ✅ RCI下限 = +0.012
H2 4H足はRCI下限プラスを維持しているか RCI下限 > 0 ✅ +0.032
H3 1H足はRCI下限がマイナスを継続しているか RCI下限 ≤ 0 ✅ −0.130
H4 trend=上昇でRCI下限がプラスを維持しているか RCI下限 > 0 ✅ +0.171

4仮説すべてが事前基準を満たしました。ただし、これは「その日のスナップショット」であり、トラッカーの昇格判定(2回連続合格)には未達です。

③ IS(登録前)vs FWD(登録後)の比較

このシグナルの基準日(事前登録日)は2026年6月16日です。それ以前のデータをIS(in-sample)、それ以降をFWD(out-of-sample・前向き)として分けます。

期間k / n勝率Wilson CI 95%平均RRCI 95%
IS(〜2026-06-15) 52 / 133 39.1% [31.2%, 47.6%] −0.088 [−0.240, +0.065]
FWD(2026-06-16〜) 175 / 343 51.0% [45.7%, 56.3%] +0.190 [+0.012, +0.369]

IS期間では勝率39.1%・平均R−0.088と損益分岐(43%)を下回っていたこのシグナルが、FWD期間では51.0%・平均R+0.190にまで改善しています。IS→FWD間の差は11.9ポイントです。

※「損益分岐43%」の算出根拠:当システムの固定ポジションプラン(SL=ATR×1.5、TP1=ATR×2.0/リスクリワード 1:1.33)から算出した理論上の分岐点(≒42.9%)を四捨五入したものです。スプレッド・スワップ・スリッページ等の取引コストは含んでいません。実際の損益分岐点はこれより高くなる場合があります。
IS期間との乖離について:過去データ(IS)でパラメータ最適化されたシグナルが将来データ(FWD)でも同様に機能するとは限りません。FWD期間での数値の方が「現時点での実力」に近い参考値といえます。ただし、この差がどこまで持続するかは不確かです。

④ 時間足二極化:4H足57% vs 1H足46%

RSI売られすぎシグナルはおもに1H足(1時間足)と4H足(4時間足)で発火します(ほか日足14件を含む・FWD全体N=343)。時間足ごとに勝率には大きな差があります。

時間足k / n勝率Wilson CI 95%平均RRCI 95%
4H足 60 / 105 57.1% [47.6%, 66.2%] +0.333 [+0.032, +0.634]
1H足 104 / 224 46.4% [40.0%, 53.0%] +0.083 [−0.130, +0.297]

4H足はRCI下限+0.032とプラス圏を確保(エッジあり)。1H足はRCI下限−0.130でエッジなし。この10.7ポイント差(57.1% vs 46.4%)は、時間足によってシグナルの質が異なることを示しています。

4H足の方が「より大きな時間スケール」で売られすぎを捉えるため、ノイズが少なく反発の信頼度が高い、という解釈が考えられます。ただし交絡に注意が必要です(グループ・トレンド組成が足種間で異なる可能性)。

RCI下限の推移(N=257〜343) 0 +0.05 −0.05 9/9〜9/14マイナス期 今日 +0.012(回復) N=257 N=296 N=320 N=336 N=343

※ 概念を示すイメージ図です(実際の値動きではありません)。RCI下限(平均Rの95%CI下限)の推移。9/9以降5日間マイナスだった後、今日N=343でプラス圏に回帰。

⑤ トレンド別分解:上昇63% / 中立56% / 下降42%

「トレンド」は発火時点の上位時間足トレンドです。上昇・中立・下降の3分類で勝率が大きく異なります。

トレンドk / n勝率Wilson CI 95%平均RRCI 95%
上昇 49 / 78 62.8% [51.7%, 72.7%] +0.466 [+0.171, +0.761]
中立・もみあい 61 / 110 55.5% [46.1%, 64.4%] +0.294 [+0.062, +0.526]
下降 65 / 155 41.9% [34.5%, 49.8%] −0.022 [−0.258, +0.215]

3グループの合計は 78 + 110 + 155 = 343 件で、FWD全体と一致します(unknownはゼロ)。

注目点:

交絡の注意:足種とトレンドは独立ではありません。4H足には「上昇+中立トレンド」が相対的に多い可能性があり、4H足の好成績がトレンド組成の違いによる部分もあります。ただし4H×上昇(68.8%, N=32)・4H×中立(70.0%, N=30)の数値はともに高いため、足種効果は独立して存在すると考えられます(ただしサンプル数は少ない)。
足種 × トレンド別 FWD勝率 4H足 1H足 全体 上昇T 中立T 下降T 68.8% (N=32) 70.0% (N=30) 39.5% (N=43) 50.0% (N=36) 51.3% (N=78) 41.8% (N=110) 62.8% (N=78) 55.5% (N=110) 41.9% (N=155) 損益分岐 43%

※ 概念を示すイメージ図です(実際の値動きではありません)。足種×トレンド別の勝率マトリクス。4H×上昇(68.8%)と4H×中立(70.0%)が上位だが、いずれもN=30前後と小さめ。

⑥ 月別観察:9月の弱さと最近の回復

期間k / n勝率平均R
〜8月(FWD) 140 / 264 53.0% +0.237
9月全体(FWD) 35 / 79 44.3% +0.034
9月9日以降(FWD) 11 / 21 52.4% +0.222

9月全体(N=79)は44.3%と〜8月の53.0%より8.7ポイント低い状態です。ただし9月9日以降の直近21件では52.4%まで回復しており、月後半の反転が全体RCI下限の回帰を下支えしている可能性があります。

注意:直近21件は小サンプルのため区間推定が非常に広く(CI[32.4%,71.7%])、数値のブレが大きい。9月全体の44.3%(N=79)の方がより安定した参照値です。RCI = [−0.308, +1.243] と区間が非常に広い点に留意してください。

⑦ 判定まとめ

観点内容評価
FWD全体 RCI下限 +0.012(5日ぶりにプラス回帰) 🟢 プラス
4H足 RCI下限 +0.032(エッジあり) 🟢 プラス
1H足 RCI下限 −0.130(エッジなし) 🟡 マイナス継続
trend=上昇 RCI下限 +0.171(最も確認されたエッジ) 🟢 プラス
trend=中立 RCI下限 +0.062(エッジあり) 🟢 プラス
trend=下降 RCI下限 −0.258(エッジなし) 🔴 マイナス
昇格ストライク promote_strikes = 0 🟡 昇格基準未達
トラッカー状態 🟡 蓄積中 継続追跡

2026-09-15 時点のトラッカー上の promote_strikes は 0 のままです。RCI下限が+0.012とプラス圏に戻ったものの、昇格には「RCI_lo > 0」が2回連続で確認される必要があります。今回のプラス回帰が連続の起点として計上されるかどうかは、次回以降の定点観測で確定します。現時点では昇格基準を満たしていません。

今回の観察からの参考的示唆(投資助言ではありません):

📡 前向きトラッカー定点観測(期待値ベース)

基準日 2026-09-15/昇格=前向きN≥80(🏁ホールドアウト合格はN≥30)・平均R(期待値)の95%CIが0を跨がない・基準合格2回連続で確定(2026-07-19〜)/降格=昇格後の再判定で基準割れ2回連続→🟡へ(2026-07-18〜・再昇格可)

仮説種別宣言基準前向き現在値(平均R)状態
trend=上昇×reversalLedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.12 CI[-0.04~+0.28](145/302・勝率48%)✅昇格
group=allgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.03 CI[-0.02~+0.09](1453/3287・勝率44%)🟡蓄積中
blocked=Falsegate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.03 CI[-0.03~+0.09](1159/2620・勝率44%)🟡蓄積中
blocked=False×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.05 CI[-0.04~+0.13](924/2062・勝率45%)🟡蓄積中
tf=4h×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.07 CI[-0.04~+0.18](416/909・勝率46%)🟡蓄積中
group=indexedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.02 CI[-0.12~+0.08](375/891・勝率42%)🟡蓄積中
tier=neutralgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.04 CI[-0.05~+0.12](387/870・勝率44%)🟡蓄積中
group=other_fx×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.04 CI[-0.08~+0.16](327/736・勝率44%)🟡蓄積中
指数×ロング(全足ライブ)edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.02 CI[-0.13~+0.17](315/722・勝率44%)🟡蓄積中
ステート 上昇配置(>MA25&75)×ロングedge前向きN≥30かつ平均RのCI下限>0🏁平均R +0.08 CI[-0.06~+0.21](296/642・勝率46%)🟡蓄積中
blocked=False×dir=shortgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R -0.01 CI[-0.13~+0.11](247/582・勝率42%)🟡蓄積中
group=metalgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.05 CI[-0.10~+0.20](186/412・勝率45%)🟡蓄積中
売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce・全足)edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.19 CI[+0.01~+0.37](175/343・勝率51%)🟡蓄積中
trend=中立・もみあい×reversalLgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.08 CI[-0.05~+0.22](143/308・勝率46%)🟡蓄積中
group=metal×dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.10 CI[-0.11~+0.31](142/301・勝率47%)🟡蓄積中
注目度ゼロ(news=0)edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.04 CI[-0.23~+0.15](124/301・勝率41%)🟡蓄積中
trend=下降×dir=shortgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.11 CI[-0.07~+0.29](118/248・勝率48%)🟡蓄積中
blocked=True×dir=shortedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.07 CI[-0.24~+0.11](98/245・勝率40%)🟡蓄積中
ロング×上昇トレンド×MA両線の上edge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R +0.04 CI[-0.18~+0.25](108/243・勝率44%)🟡蓄積中
group=index×reversalLedge前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0平均R -0.03 CI[-0.23~+0.18](101/242・勝率42%)🟡蓄積中
other_fx×逆張り買い(回避)gate前向きN≥30かつ平均RのCI上限<0🏁平均R +0.11 CI[-0.10~+0.32](108/227・勝率48%)🟡蓄積中
signal=low_breakgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.00 CI[-0.16~+0.16](96/224・勝率43%)🟡蓄積中
dir=longgate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.05 CI[-0.03~+0.13](1120/2484・勝率45%)⛔反証
trend=下降gate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.11 CI[+0.03~+0.19](444/935・勝率48%)⛔反証
reversalL(逆張り買い)gate前向きN≥80かつ平均RのCI上限<0平均R +0.12 CI[+0.02~+0.22](428/894・勝率48%)⛔反証

※ 昇格=ライブ配信フィルタ/信頼度へ反映する"候補"の旗立てのみ。発火エンジンには自動で触れない(人間が最終反映)。前向きN≥80かつ平均RのCI下限>0が2回連続でedge昇格、CI上限<0が2回連続でgate昇格。

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