ゴールドや銀が下がったときに逆張りで買うと、今は勝ちやすい? 前向き130回の現在地【研究日誌 #122】
ゴールドや銀(金属)への逆張り買い(RSI(相対力指数:買われすぎ・売られすぎを0から100の数字で表す指標)が30以下、またはボリンジャーバンド(平均値からのずれを帯で示す指標)の下の線に触れたときに買う)を2026年6月に事前登録し、前向きに確かめています。
ぶれの幅(40.0%〜57.0%)が全体基準43%と重なるため、現時点では「効く」とも「効かない」とも言えません。蓄積を続けます。
今日確かめたこと
このサイトでは、「ゴールドや銀(金属グループ)が下がった場面で逆張りの買いが出たとき、勝ちやすいか」を確かめています。
「逆張り買い」とは、値段が下がったところで反発をねらって買うことです。ここでは、次の2種類のシグナルが出たときを「逆張り買い」と呼んでいます。
- RSI売られすぎからの反発:RSI(相対力指数)が30以下(売られすぎの目安)になった後、上がってきたとき
- ボリンジャーバンド下限タッチ:値段がボリンジャーバンド(平均からのばらつきで引いた帯)の下の線(マイナス2シグマ)に触れたとき
この仮説は2026年6月17日に事前登録しました。「結果を見てから都合の良いルールを作った」にならないよう、登録前のデータ(過去データ)と登録後のデータ(前向き)を分けて集計しています。
仮説を「先に決めてから」確かめることで、後付けで都合の良いパターンを探すことを防ぎます。これが「前向き検証」と呼ぶ方法で、登録日から後のデータだけを「正直な成績」として使います。
逆張り買いの発火場面(チャート図解)
次の図は、逆張り買いシグナルが「チャートのどの場面で出るか」を示す概念図です。実際の値動きではありません。
前向き130回の成績
2026年6月18日から2026年10月10日までの間に、ゴールドや銀で逆張り買いシグナルが出て、結果が出たもの(利益確定または損切りに到達)は130回ありました。
| 区分 | 回数(勝ち/全体) | 勝率 | 偶然のぶれを考えた幅 |
|---|---|---|---|
| 登録前(過去データ) | 11回 / 59回 | 18.6% | 10.7%〜30.4% |
| 前向き(現在値) | 63回 / 130回 | 48.5% | 40.0%〜57.0% |
| 全体の基準(前向き全シグナル) | 1871回 / 4362回 | 42.9% | 41.4%〜44.4% |
足種・RSI・銘柄で見る内訳
前向き130回を、時間足・RSIの状態・銘柄で分けて確かめました。
時間足別
| 時間足 | 回数(勝ち/全体) | 勝率 | 偶然のぶれを考えた幅 |
|---|---|---|---|
| 1時間足 | 34回 / 77回 | 44.2% | 33.6%〜55.3% |
| 4時間足 | 28回 / 50回 | 56.0% | 42.3%〜68.8% |
| 日足 | (3回のみ・参考外) | — | — |
4時間足の56.0%は、全体の43%より目立って高く見えます。ただしまだ50回なので、ぶれの幅が大きい(42.3%〜68.8%)点に注意が必要です。
RSIの状態別
| RSIの状態 | 回数(勝ち/全体) | 勝率 | 偶然のぶれを考えた幅 |
|---|---|---|---|
| 売られすぎ(30以下) | 25回 / 40回 | 62.5% | 47.0%〜75.8% |
| やや低め(31〜45) | 35回 / 83回 | 42.2% | 32.1%〜52.9% |
一方で、RSIが「やや低め(31〜45)」のときは42.2%と全体基準と変わりません。「ゴールドや銀が下がったとき」の中でも、「RSIが30以下まで売られすぎた場面」が特に重要かもしれない、という傾向が見えています(あくまで過去の集計で、今後も同じになるとは限りません。確かめるには新しい仮説として登録し直す必要があります)。
銘柄別
| 銘柄 | 回数(勝ち/全体) | 勝率 |
|---|---|---|
| ゴールド先物 | 37回 / 72回 | 51.4% |
| 銀先物 | 26回 / 58回 | 44.8% |
ゴールドの51.4%は全体基準よりやや高め。銀の44.8%も基準より少し高いですが、どちらもまだ「差がある」と言い切れる数ではありません。
登録前との比較
この仮説を登録したのは2026年6月17日です。登録時は「登録前の成績が悪い(18.6%)ので、避けるべき場面かどうかを前向きで確かめる」という方向(下の表では「負けやすいか」)で登録しました。登録後の前向き130回では48.5%と、想定と逆の方向に推移しています。
大切なのは、「今後どうなるか」を登録後のデータで確かめることです。前向き130回の段階では、全体より高い傾向が見えていますが、まだ「確かめられた」とは言えない段階です。
📡 前向きトラッカー定点観測(期待値ベース)
| 仮説 | 種別 | 宣言基準 | 前向き現在値(平均R) | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 円以外の通貨ペアの買い group=other_fx×dir=long | 負けやすいか gate | 前向きN≥80 平均RのCI上限<0 | 平均R -0.02 CI[-0.13~+0.08] 378/904・勝率42% | 🟡蓄積中 |
| 株価指数の買い 指数×ロング(全足ライブ) | 勝ちやすいか edge | 前向きN≥80 平均RのCI下限>0 | 平均R +0.03 CI[-0.11~+0.17] 371/839・勝率44% | 🟡蓄積中 |
| 「RSI売られすぎからの反発」のシグナル 売られすぎ逆張り買い(rsi_oversold_bounce・全足) | 勝ちやすいか edge | 前向きN≥80 平均RのCI下限>0 | 平均R +0.15 CI[-0.01~+0.31] 203/411・勝率49% | 🟡蓄積中 |
| 金・銀の逆張り買い(今日の仮説) group=metal×reversalL | 負けやすいか gate | 前向きN≥80 平均RのCI上限<0 | 平均R +0.14 CI[-0.16~+0.44] 64/131・勝率49% ※本文は63/130(期限切れ除く) | 🟡蓄積中 |
| 金・銀の買い group=metal×dir=long | 負けやすいか gate | 前向きN≥80 平均RのCI上限<0 | 平均R +0.07 CI[-0.12~+0.27] 165/359・勝率46% | 🟡蓄積中 |
| 上昇トレンド中の逆張り買い trend=上昇×reversalL | 勝ちやすいか edge | 前向きN≥80 平均RのCI下限>0 | 平均R +0.06 CI[-0.09~+0.20] 156/345・勝率45% | 🟡蓄積中 |
| ビットコインの逆張り買い group=btc×reversalL | 負けやすいか gate | 前向きN≥80 平均RのCI上限<0 | 平均R +0.15 CI[-0.15~+0.46] 38/77・勝率49% | 🟡蓄積中 |
関連記事
【免責事項】この記事は情報の提供を目的としており、投資の勧誘や助言を目的とするものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任でお願いします。市場には損失リスクが伴います。過去の成績は将来の結果を保証するものではありません。金融商品取引法に基づく登録を受けた業者ではないため、投資助言は行いません。